- DVD番号
- V-306
- タイトル
- ブッダの「正義」論 仏教に正義はあるのか?
- 行事名
- 月例講演会
- 収録場所
- 東京:日暮里サニーホール
- 講師
- アルボムッレ・スマナサーラ
- 収録時間
- 02:18:30
- 言語
- 日本語
- 収録日
- 2022年1月9日(日)
仏教の法話では、よく「正義の味方になってはいけない」「自分が正義だと思うことはとんでもない」と戒められます。俗世間でもネット上での過剰なバッシングなどについて「正義の暴走」が憂慮されることはありますが、とりわけ仏教と「正義」の相性は悪いような印象を受けます。しかし、言葉の定義を調べてみると、正義とは「人の道にかなっていて正しいこと」「人間の社会的関係において実現されるべき究極的な価値」などとされています。そうであれば、仏教が「正義」と無縁であるとも思えなくなります。むしろ積極的に「正義」を推奨している教えのようにも解釈できます。慈悲喜捨や八正道の実践こそが文字通りの「正義の実行」であり、仏教徒こそが「正義の味方」ではないか、という気もしてきます。しかし、ブッダや仏弟子たちは「正義」を目の前にして「ちょっと待て!」と戒めるのです。果たして、仏教では、「正義」という問題をどのように考えてきたのでしょうか? 仏教にも独自に「正義」があるのだとすれば、それは他の宗教・哲学・イデオロギーとどのように違うのでしょうか? 2022年の新春講演会では、ブッダの「正義」論というテーマについて、じっくり考えてみましょう。
文字起こし
00:00:36 - 00:00:40
では礼拝、三帰依、五戒文から始まります
00:00:40 - 00:00:42
(司会)合掌してください
00:00:42 - 00:00:50
(三帰依)Namo Tassa Bhagavato Arahato Sammā Sambuddhassa. 阿羅漢であり、正自覚者であり、福運に満ちた世尊に、私は敬礼したてまつる。
00:00:50 - 00:00:57
Namo Tassa Bhagavato Arahato Sammā Sambuddhassa. 阿羅漢であり、正自覚者であり、福運に満ちた世尊に、私は敬礼したてまつる。
00:00:57 - 00:01:05
Namo Tassa Bhagavato Arahato Sammā Sambuddhassa. 阿羅漢であり、正自覚者であり、福運に満ちた世尊に、私は敬礼したてまつる。
00:01:05 - 00:01:11
Buddhaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 私は仏陀に帰依いたします。
00:01:11 - 00:01:13
Buddhaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 私は仏陀に帰依いたします。
00:01:13 - 00:01:18
Dhammaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 私は法(真理)に帰依いたします。
00:01:18 - 00:01:22
Dhammaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 私は法(真理)に帰依いたします。
00:01:22 - 00:01:27
Sanghaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 私は僧(聖者の僧団)に帰依いたします。
00:01:27 - 00:01:31
Sanghaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 私は僧(聖者の僧団)に帰依いたします。
00:01:31 - 00:01:37
Dutiyam pi Buddhaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 再び私は仏陀に帰依いたします。
00:01:37 - 00:01:43
Dutiyam pi Buddhaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 再び私は仏陀に帰依いたします。
00:01:43 - 00:01:49
Dutiyam pi Dhammaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 再び私は法(真理)に帰依いたします。
00:01:49 - 00:01:54
Dutiyam pi Dhammaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 再び私は法(真理)に帰依いたします。
00:01:54 - 00:02:02
Dutiyam pi Sanghaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 再び私は僧(聖者の僧団)に帰依いたします。
00:02:02 - 00:02:07
Dutiyam pi Sanghaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 再び私は僧(聖者の僧団)に帰依いたします。
00:02:07 - 00:02:14
Tatiyam pi Buddhaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 三たび私は仏陀に帰依いたします。
00:02:14 - 00:02:19
Tatiyam pi Buddhaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 三たび私は仏陀に帰依いたします。
00:02:19 - 00:02:27
Tatiyam pi Dhammaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 三たび私は法(真理)に帰依いたします。
00:02:27 - 00:02:33
Tatiyam pi Dhammaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 三たび私は法(真理)に帰依いたします。
00:02:33 - 00:02:40
Tatiyam pi Sanghaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 三たび私は僧(聖者の僧団)に帰依いたします。
00:02:40 - 00:02:47
Tatiyam pi Sanghaṃ Saraṇaṃ Gacchāmi. 三たび私は僧(聖者の僧団)に帰依いたします。
00:02:47 - 00:02:56
(五戒)Pāṇātipātā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「生き物を殺さない」という戒めを受けて守ります。
00:02:57 - 00:03:06
Pāṇātipātā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「生き物を殺さない」という戒めを受けて守ります。
00:03:06 - 00:03:16
Adinnādānā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「与えられていないものを取らない」という戒めを受けて守ります。
00:03:16 - 00:03:24
Adinnādānā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「与えられていないものを取らない」という戒めを受けて守ります。
00:03:24 - 00:03:36
Kāmesu micchācārā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「淫らな行為をしない」という戒めを受けて守ります。
00:03:36 - 00:03:46
Kāmesu micchācārā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「淫らな行為をしない」という戒めを受けて守ります。
00:03:46 - 00:03:56
Musāvādā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「いつわりをかたらない」という戒めを受けて守ります。
00:03:56 - 00:04:04
Musāvādā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「いつわりをかたらない」という戒めを受けて守ります。
00:04:04 - 00:04:16
Surāmeraya Majjapamādaṭṭhānā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「放逸の原因となり、(人を)酔わせる酒類、麻薬などを使用しない」という戒めを受けて守ります。
00:04:16 - 00:04:29
Surāmeraya Majjapamādaṭṭhānā veramaṇī sikkhā padaṃ samādiyāmi. 私は「放逸の原因となり、(人を)酔わせる酒類、麻薬などを使用しない」という戒めを受けて守ります。
00:04:30 - 00:04:35
では、慈悲の瞑想をいたします
00:04:36 - 00:04:46
私は幸せでありますように
00:04:46 - 00:04:59
私の悩み苦しみがなくなりますように
00:04:59 - 00:05:11
私の願いごとが叶えられますように
00:05:11 - 00:05:23
私に悟りの光が現れますように
00:05:23 - 00:05:33
私は幸せでありますように
00:05:34 - 00:05:43
私は幸せでありますように
00:05:44 - 00:05:54
私は幸せでありますように
00:05:55 - 00:06:00
私は幸せでありますようにと 念じます
00:06:41 - 00:06:55
私の親しい生命が幸せでありますように
00:06:55 - 00:07:12
私の親しい生命の悩み苦しみが なくなりますように
00:07:12 - 00:07:30
私の親しい生命の願いごとが 叶えられますように
00:07:31 - 00:07:50
私の親しい生命に悟りの光が現れますように
00:07:50 - 00:08:04
私の親しい生命が幸せでありますように
00:08:04 - 00:08:19
私の親しい生命が幸せでありますように
00:08:20 - 00:08:35
私の親しい生命が幸せでありますように
00:08:36 - 00:08:44
親しい生命が幸せでありますようにと 繰り返し念じます
00:09:34 - 00:09:47
生きとし生けるものが幸せでありますように
00:09:47 - 00:10:02
生きとし生けるものの悩み苦しみが なくなりますように
00:10:02 - 00:10:18
生きとし生けるものの願いごとが 叶えられますように
00:10:18 - 00:10:34
生きとし生けるものに悟りの光が 現れますように
00:10:34 - 00:10:47
生きとし生けるものが幸せでありますように
00:10:47 - 00:11:00
生きとし生けるものが幸せでありますように
00:11:00 - 00:11:14
生きとし生けるものが幸せでありますように
00:11:15 - 00:11:23
生きとし生けるものが幸せでありますようにと繰り返し念じます
00:12:52 - 00:13:06
私の嫌いな生命が幸せでありますように
00:13:06 - 00:13:23
私の嫌いな生命の悩み苦しみがなくなりますように
00:13:23 - 00:13:40
私の嫌いな生命の願いごとが叶えられますように
00:13:40 - 00:13:58
私の嫌いな生命に悟りの光が現れますように
00:13:58 - 00:14:14
私を嫌っている生命が幸せでありますように
00:14:14 - 00:14:32
私を嫌っている生命の悩み苦しみがなくなりますように
00:14:32 - 00:14:50
私を嫌っている生命の願いごとが叶えられますように
00:14:50 - 00:15:11
私を嫌っている生命に悟りの光が現れますように
00:15:11 - 00:15:24
生きとし生けるものが幸せでありますように
00:15:24 - 00:15:37
生きとし生けるものが幸せでありますように
00:15:37 - 00:15:52
生きとし生けるものが幸せでありますように
00:15:52 - 00:15:56
はい。ありがとうございます
00:15:57 - 00:16:10
では、今年ぐらいでもよいお年で ありますようにと誓願いたします
00:16:12 - 00:16:17
自分の国では、最近の…
00:16:18 - 00:16:22
なんと言いますかユーモアの 言葉がありましてね
00:16:22 - 00:16:26
面白かったんです
00:16:28 - 00:16:33
で、ラジオ番組で聴いたんですけどね
00:16:34 - 00:16:39
アナウンサー二人が 先に相手に言う
00:16:39 - 00:16:45
しゃべろうと思ったら… 「今年…」と言ったとたん「やめてください」と
00:16:45 - 00:16:54
「あなた『今年も幸福に満たされた年 でありますように』と祝福したいと
00:16:54 - 00:16:56
思っているでしょう」と 「やめてください」と
00:16:56 - 00:17:02
「だって去年も同じことをやったでしょうに …なってないでしょう」と
00:17:02 - 00:17:07
「ずーっとそうやって 新年の挨拶をしてるんだけど
00:17:07 - 00:17:11
全然、したからと言って 幸せになってないんだ」と
00:17:11 - 00:17:19
そこで「私もあなたに去年祝福したでしょう? 幸福になった?」相手も「なってない」と
00:17:19 - 00:17:23
「でしょう?だからやめてください」と(笑)
00:17:23 - 00:17:27
よけいなことで(笑) という冗談で終わったんですけどね
00:17:27 - 00:17:31
まあ、経験を考えてみれば そんなのはしきたりで
00:17:31 - 00:17:40
言うだけで誰も真面目に心から 祝福するということはしないみたいですね
00:17:40 - 00:17:47
言わなかったらマズイと(笑) そんな感じになってるんです
00:17:47 - 00:17:53
そういう祝福はあんまり 効き目がないんですね
00:17:53 - 00:17:59
できれば…我々がお互いに 祝福するのはすごくいい習慣ですけど
00:17:59 - 00:18:03
それはちょっと心を込めて 本気で祝福するならば
00:18:03 - 00:18:09
お互いに何となく気分が良くなって よい状態に
00:18:09 - 00:18:13
なる可能性はありますよ
00:18:13 - 00:18:18
心はみんなつながっているし 心の力で生きているんだからね
00:18:18 - 00:18:22
その心をよい心に入れ替えれば
00:18:22 - 00:18:25
いい事になるのは 当然当たり前だと思います
00:18:25 - 00:18:32
とにかく皆さまに大変よい 無事な
00:18:32 - 00:18:37
いろんな苦しみを乗り越えられる 力が備わった
00:18:38 - 00:18:44
よい年でありますように、ということで 新年の挨拶といたします
00:18:45 - 00:18:48
すごく長い…
00:18:49 - 00:18:53
なんていいますか… Longtime banですね
00:18:53 - 00:18:57
すごく長い時間 皆さまに会わなかったんですから
00:18:57 - 00:19:02
私は日本語を忘れてしまって(笑)
00:19:07 - 00:19:11
で、今日、やっと
00:19:11 - 00:19:17
一般公開の講演… できたようなんですけど
00:19:17 - 00:19:22
なんか日にちが近づいてくると もう一度…
00:19:22 - 00:19:28
コロナ様が がんばり始めたんですからね
00:19:30 - 00:19:36
まあ、今回はそれほど 重症になって
00:19:36 - 00:19:41
死に至るところまではないので まあ、ほとんど感染した方々は
00:19:41 - 00:19:48
自分の家にいるだけで十分ということに なってはいるんですね
00:19:50 - 00:20:00
まあ、英語でもいろんな 新しい単語ができているんですね
00:20:03 - 00:20:05
はい
00:20:08 - 00:20:12
今日のテーマに入りましょうね
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早く終わった方がいいと思いますね(笑)
00:20:19 - 00:20:22
ずーっと仲良く一緒にいたら どうか分からないですけどね
00:20:22 - 00:20:28
とにかく一緒になったんだから、感染するなら とっくに感染してると思いますけどね(笑)
00:20:28 - 00:20:32
どうしたって意味がないんです(笑)
00:20:32 - 00:20:40
今日は、すごく苦労しました 今日のタイトルを作るために
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日本語は出てこないんですね
00:20:47 - 00:20:52
今日のタイトルは ”What is righteousness?" なんですね
00:20:52 - 00:20:58
righteousness っていう英語の単語は 日本語で言えば「正義」っていうことなんですね
00:20:59 - 00:21:02
正義とはなにか?と
00:21:03 - 00:21:08
英語で文章を読む方々にとっては
00:21:09 - 00:21:13
"What is sin?" 悪はなんですか というテーマで
00:21:13 - 00:21:17
色んなものが書かれてはいるんですね
00:21:18 - 00:21:22
誰も"What is right?" "What is righteousness?" という
00:21:22 - 00:21:27
疑問は作ってないんですね
00:21:29 - 00:21:33
「正義」って何なのか?と
00:21:34 - 00:21:37
英語で righteousness っていうのは まあ、正義でしょうね
00:21:37 - 00:21:46
正しい生き方、道徳的な生き方 モラルをちゃんと守って
00:21:47 - 00:21:52
しっかり、正しく生きるという 意味なんですね
00:21:52 - 00:21:56
でもそれが何なのか、と
00:21:57 - 00:21:59
はい、進めます
00:22:03 - 00:22:10
ふだん私はいろんな 家の中のくだらん…
00:22:10 - 00:22:13
まあ、一回りしてね
00:22:13 - 00:22:18
さまよって、やっとテーマに戻るという…
00:22:18 - 00:22:23
ことをやっていたんですが、いきなり ブッダの世界からスタートします
00:22:24 - 00:22:28
お釈迦様の教えを皆さま、暗記してますね これだと
00:22:28 - 00:22:36
Sabba pāpassa akaraṇaṃ kusalassa upasampadā, これはすべてのブッダたちの
00:22:36 - 00:22:39
正等覚者たちの指導ですね
00:22:39 - 00:22:46
まだ、たくさんありますけど 同じ偈の中でね
00:22:46 - 00:22:51
まあ一行と二行だけ 今日は取り上げました
00:22:51 - 00:22:58
Sabba pāpassa akaraṇaṃ というのは 一切の悪を犯さないこと
00:22:58 - 00:23:04
kusalassa upasampadā, 善に達すること
00:23:04 - 00:23:07
あるいは善になること
00:23:07 - 00:23:13
これは、私はすごく 威張ってこういう訳にしているんです
00:23:14 - 00:23:18
なぜならば、みんななんとなく 固定概念で
00:23:18 - 00:23:25
悪を犯さないこと 善を行うことだと訳すんですね
00:23:26 - 00:23:32
これって頭が悪いんです ブッダの教えじゃないんです
00:23:32 - 00:23:36
誰だって言えることでしょうに
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ブッダの「悪を犯さないこと」それは Do not do なんですね
00:23:42 - 00:23:47
Do not commit evel.
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絶対やるなよ、と
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kusalassa upasampadā っていうのは
00:23:56 - 00:24:00
善に「なりなさい」なんです
00:24:00 - 00:24:04
「やりなさい」ではないんです
00:24:06 - 00:24:13
自分自身が善に なってしまうんですね
00:24:16 - 00:24:19
英語のフレーズはあります Be good.
00:24:19 - 00:24:24
Do good ではなくてね Be good.
00:24:31 - 00:24:38
Be good と言ったら、英語のフレーズだったら 目指すところは、「いいな」と思う
00:24:39 - 00:24:43
簡単なことだと思うんです
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昔、シンガポールなんか行ったら シンガポールの人々の車とかね
00:24:50 - 00:24:52
タクシーにもあるんだけど
00:24:52 - 00:25:00
まあ、ほとんど仏教の方々だからね ステッカーを貼っていたんですね
00:25:00 - 00:25:02
そのステッカーにあったのは
00:25:02 - 00:25:06
Everybody can go to heaven. Just be good.
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それのステッカーなんですね 誰でも、誰でも天界に行けますよ、と
00:25:17 - 00:25:21
ただ Be good.
00:25:21 - 00:25:24
よい人間になれ、と
00:25:26 - 00:25:31
Do good と言ったとたん、 なんかすごーく負担がかかります
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「ああ、そうですか やらなきゃならないですかねー」とかね
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「ああ、大変だ」とかね(笑)
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「仕事が忙しくて…どうすれば…」
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という、色んな精神的なストレスが 妄想が割り込んでくるんです
00:25:49 - 00:25:54
Be good と言ったら そこはあまりないんですね
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完全たる善人になれるようにと 説かれると、
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我々は基本的に汚れている 悪人ではないかと思われるんですね
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それから私の観察ですけど
00:26:16 - 00:26:21
もしお釈迦様が 「善になりなさい」と言ったら
00:26:21 - 00:26:27
「え?我々は悪人でしょうかねぇ」
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…ということはなんとなく裏にあるんですね
00:26:31 - 00:26:38
もともと悪人でなければ 別にお節介を言わなくていいでしょうに
00:26:41 - 00:26:45
しかしお釈迦様が他宗教のように
00:26:45 - 00:26:50
「汝らは生まれつき罪人だ」という 「原罪」というね
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Born Evil という言葉は使ってないんです
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Human-beings are born evil という言葉は、キリスト教文化で
00:26:58 - 00:27:03
よく使う言葉なんですね
00:27:07 - 00:27:12
ここで、善とはなに?悪とはなに? という定義が必要です
00:27:12 - 00:27:17
そこで、なにが善、なにが悪という 定義が必要になります
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はい、次に進みます
00:27:25 - 00:27:29
そこで、行為の判断基準
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結果が良いか悪いかということで 行為は善か悪かと判断できます
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だいたい仏教的な考えですね 結果が悪いんだったら行為が悪かったね
00:27:45 - 00:27:51
よい結果になったら ああ、行為はよい行為であったと
00:27:51 - 00:27:56
だから善行為悪行為っていうのは 結果で判断できる
00:27:56 - 00:28:04
しかし結果は既に起きているので、 直すことが出来ませんね
00:28:04 - 00:28:10
これまずいですね 人を刺してみたら人が死んじゃったんですね
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それで結果が悪いね
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あんた、どうする?それからは
00:28:19 - 00:28:22
直すことはできないねぇ
00:28:23 - 00:28:32
だから結果で善悪を判断する場合は そういう弱点があるんです
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やってから結果が出るんだからね
00:28:38 - 00:28:42
もう結果が出たら後戻りも 何もできませんね
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人が火遊びをして家が火事になった、と
00:28:49 - 00:28:55
火事になったことが悪い結果ですね 火遊びは楽しいんですね
00:28:58 - 00:29:02
楽しい行為をしたら 結果が悪かったんだから
00:29:02 - 00:29:05
あの楽しい行為も悪行為になるんだけど
00:29:05 - 00:29:11
家が火事になってからは 後の祭りで、もうどうにもならないですね
00:29:15 - 00:29:20
しかしまあ「これから気をつけなさい」 とは言えますけどね
00:29:20 - 00:29:29
やはり再び、二度と、同じ 過ちを犯さないという
00:29:29 - 00:29:33
そういう風に自己管理できますね
00:29:33 - 00:29:40
こういうことをやって悪い結果になった じゃあ二度とやりません、と
00:29:40 - 00:29:43
なんかカッコよさそうに見えますね そう言うと
00:29:43 - 00:29:47
でもそちらにも問題があるんでしょうに
00:29:48 - 00:29:59
しかし、ある時点で悪い結果を出した行為が、 別な時空関係で良い結果を出す可能性もありますね
00:30:06 - 00:30:11
だから、二度とやらんと決めてもねぇ
00:30:12 - 00:30:17
例えば 子供を叱ってはならないですね
00:30:19 - 00:30:24
子供を怒鳴ったり、怒ってはいけませんよ?
00:30:25 - 00:30:29
「じゃあやらない」と決めても
00:30:30 - 00:30:37
時々…出ますね。子供を…やっぱり いきなり怒鳴ってあげないと
00:30:38 - 00:30:43
危険なことをやってしまうっていう 場面もありますね
00:30:50 - 00:30:55
はい、そういう風に 道徳世界に入って来ると、なんか…
00:30:55 - 00:30:58
どうも…うまく…
00:30:58 - 00:31:04
うまく行かないとか、はっきり 決定できないところがある
00:31:04 - 00:31:06
ということは理解してください
00:31:06 - 00:31:10
それは仏教だけは解決してあげますよ?
00:31:10 - 00:31:14
今日は他宗教やら哲学を 参考にしてないのは
00:31:14 - 00:31:19
まあ、怠けたことは 確かなんですけど(笑)
00:31:19 - 00:31:27
それほど、世間では道徳を くっきりとさせてないんです
00:31:29 - 00:31:33
いつでも曖昧中途半端にしてるんです
00:31:37 - 00:31:40
それで仏教の結論は
00:31:40 - 00:31:47
こころ、意欲、意思、要求などの 心所が
00:31:47 - 00:31:50
行為を引き起こすんですからね
00:31:50 - 00:31:57
我々には心があるんですね 生命にもありますよ
00:31:57 - 00:32:02
その心が「こうやりなさい」と 指令するんですね
00:32:09 - 00:32:11
例えば
00:32:15 - 00:32:17
まあ
00:32:20 - 00:32:25
Leopard(ヒョウ)がサバンナにいる
00:32:25 - 00:32:29
あるいはライオンでもいいんだけど お腹が空いてるんですね
00:32:30 - 00:32:37
そこで心が「食いなさい」という 指令を出すんです
00:32:41 - 00:32:45
あるいは言葉では出てきません 気持ちで
00:32:45 - 00:32:50
「なにか食いたい」という 気持ちが生まれるんです
00:32:51 - 00:32:57
人間は言葉にするんだけど 他の生命は言葉にはしない
00:32:57 - 00:33:00
フィーリングだけでストップするんです
00:33:01 - 00:33:08
それから、この Leopard が
00:33:09 - 00:33:14
獲物を追っかけて 鹿を追っかけていかなくちゃいけないですね
00:33:17 - 00:33:22
気持ちもなく こういうことをしません
00:33:24 - 00:33:27
例えばライオンがお腹いっぱいだったら
00:33:27 - 00:33:33
自分の前で鹿が歩いたからといって 気にもしない
00:33:35 - 00:33:39
まあ吠えてあげるくらい…? …ない
00:33:40 - 00:33:43
寝る
00:33:43 - 00:33:50
だからここは 意欲を作らないんですね
00:33:53 - 00:33:57
「これは食べ物だ、食べなさい」と
00:33:59 - 00:34:04
そういうことで、我々人間の場合は… 我々にとっては
00:34:04 - 00:34:11
心の気持ちをチェックすると 行為をやるかやらないか
00:34:11 - 00:34:15
次に判断することができます
00:34:17 - 00:34:23
それで、無事道徳を守って 生きられることができます
00:34:26 - 00:34:30
それは詳しく皆さん ご存知だと思いますけど、例えば
00:34:30 - 00:34:33
怒りがこみ上げてくる
00:34:35 - 00:34:43
自分が怒ったのは前にいる人の 存在だと判断する
00:34:44 - 00:34:50
まあそれは間違ってる判断ですけど 仕方がないんですね
00:34:50 - 00:34:57
この人の生き方、しゃべり方、生活習慣が
00:34:57 - 00:35:01
変だからということで自分が怒ってるんですね
00:35:01 - 00:35:04
それで怒りの感情があるんですね
00:35:06 - 00:35:12
そうすると何かやりたくて エネルギーが溜まるんですね
00:35:12 - 00:35:17
でも行為の意味を持つのは 怒りの感情なんですね
00:35:18 - 00:35:23
だから怒りの感情は悪いと 判断するならば
00:35:24 - 00:35:27
行為をストップした方がいいんですね
00:35:28 - 00:35:32
怒鳴りたくなっていたならば 怒鳴らないことにする
00:35:32 - 00:35:37
不機嫌な顔を見せようと 思っていたならば
00:35:37 - 00:35:40
あるいは威嚇の顔を見せようと していたならば
00:35:40 - 00:35:42
それはやめて、居る
00:35:43 - 00:35:49
そうすると悪いことをしないで すみます
00:35:49 - 00:35:51
はい、次に行きます
00:35:54 - 00:36:01
そこでよく見えることは、これは 個人が判断しなくてはいけないですね
00:36:02 - 00:36:06
だって心は個人のものだからね
00:36:10 - 00:36:15
どうにもならん 個人のものなんです
00:36:18 - 00:36:22
行為は個が行うもので 個が判断するんですね
00:36:22 - 00:36:29
個人に善悪判断能力が必要です これで問題が起こるんです
00:36:29 - 00:36:38
一人ひとりの人に、善と悪を 区別する能力が必要なんです
00:36:42 - 00:36:49
やれやれ…と こんな能力を持って生まれる訳じゃないね
00:36:49 - 00:36:54
何が良いか、何が悪いか 知って生まれる訳じゃないんです
00:36:57 - 00:37:05
そこで 人は他人から学ぶ生命体ですから
00:37:05 - 00:37:10
皆、他人が決めた基準に従って 行動するんです
00:37:12 - 00:37:15
それでいいかどうかは 分からないね
00:37:15 - 00:37:21
我々がどんな人間かということは 他人が決めたんですね
00:37:25 - 00:37:32
まあ、誰でも親と おじいさんおばあさんなどが
00:37:32 - 00:37:35
色々な物を教えるんですね
00:37:35 - 00:37:39
「これは悪い、これはいい」とかね
00:37:42 - 00:37:45
孫を作ってたくさん言葉を 教えるんですよ
00:37:45 - 00:37:49
ご飯を食べるときの座り方も 教えてくれるわ
00:37:50 - 00:37:54
ご飯を食べるときはふざけるなよ とか教えてくれるわ
00:37:57 - 00:38:01
食べるものをこぼすなよと 教えるわ、ね
00:38:04 - 00:38:11
いろんなことで、たくさん 善悪を教えてるんですね
00:38:11 - 00:38:17
靴を脱いだら揃えておきなさいと 教えるわ
00:38:21 - 00:38:28
それで、まあ大人になっていく過程で 親だけではなくて
00:38:28 - 00:38:34
色んな人々から色んなことを 教えてもらうんですね
00:38:45 - 00:38:52
そこでトラブルがあるんですよ 教える人の能力
00:38:55 - 00:39:00
例えば若者が反政府グループに 入ったとしましょう
00:39:02 - 00:39:05
ヤクザグループに入ったとしましょう
00:39:06 - 00:39:12
「ヤクザがいい」ということでね カッコいいと
00:39:13 - 00:39:20
入ったら、そちらでやるべきこと やってはいけないことを教えるでしょうに
00:39:21 - 00:39:28
犯罪グループだから 「犯罪はやるべきこと」
00:39:30 - 00:39:33
…だと教えるんですね
00:39:34 - 00:39:40
それで入った若者がじわじわと 悪行為することを訓練して
00:39:40 - 00:39:43
慣れていくんですね
00:39:46 - 00:39:54
だから問題が起きますよ? 「誰から道徳を学ぶべきですか」と
00:39:57 - 00:40:03
道徳世界はどこでも トラブル、トラブルですね
00:40:06 - 00:40:09
「じゃあ親から学びましょう」 と言っても
00:40:09 - 00:40:13
親は何でも知ってる 訳じゃないんですね
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大人になったら 親の責任が終わっちゃうんですね
00:40:23 - 00:40:32
親にとっては、小ちゃいときから 赤ちゃんのときから育てたんだから
00:40:32 - 00:40:36
そのイメージが消えませんね
00:40:40 - 00:40:47
だからしっかりした大人になってからは ちょっと教えることはできなくなりますね
00:40:47 - 00:40:53
例えば日本の国で総理大臣という人が いるとしましょう
00:40:53 - 00:40:57
その人にも親がいるんだからね
00:40:57 - 00:41:01
だから、総理大臣として 立派な人間として
00:41:01 - 00:41:05
どう善悪判断して 生きるのかということは
00:41:05 - 00:41:09
母親には教えられないんです
00:41:10 - 00:41:15
母親にとっては「自分の息子」 それで終わり
00:41:17 - 00:41:22
家の中でだらしないことをやったら 怒ることはできますけどね
00:41:24 - 00:41:32
社会で国会でやってることについては 何にもアドバイスできないんですね
00:41:35 - 00:41:42
だから「親の躾で生活しましょう 死ぬまで」と言っても
00:41:42 - 00:41:45
これも足りないし
00:41:45 - 00:41:48
他の人からも教えてもらわなくちゃいけないし
00:41:48 - 00:41:53
それって、本当に相手には ならないんですよ?
00:41:53 - 00:41:59
だからとにかく自分で 判断する能力があれば
00:42:00 - 00:42:03
何とかなりますけどね
00:42:05 - 00:42:08
はい 次に行きます
00:42:15 - 00:42:23
それでこの道徳っていうものは けっこう変化するんですね
00:42:26 - 00:42:30
止まってないんです
00:42:34 - 00:42:42
だから、これがいい生き方だと 自分たちが思っているものが
00:42:42 - 00:42:45
ちょっと変わってしまう
00:42:47 - 00:42:51
そうすると… 社会は笑っちゃう
00:42:51 - 00:42:55
「あんた、なんでこんなことをやるの?」と
00:43:05 - 00:43:07
あまりいい例は思い出せませんけど
00:43:07 - 00:43:14
例えば日本では、ご飯を食べる前に 本当のところは手を合わせて
00:43:15 - 00:43:20
手を合わせて「いただきます」 と言わなくちゃいけないんですね
00:43:21 - 00:43:24
みんなやってないでしょう、 そういう風に
00:43:30 - 00:43:33
ちょっと変わってるんですね
00:43:35 - 00:43:39
ちゃんと丁寧に手を合わせて いただきます、と言った方がいいんです
00:43:39 - 00:43:42
それがしっかりした習慣ですね
00:43:42 - 00:43:47
では、世界中どこへ行っても 自分がそういうことをやると
00:43:47 - 00:43:51
ちょっとなんか…
00:43:51 - 00:43:57
変に思われることもあり得る
00:44:04 - 00:44:11
あるいはまあ無視するということもね 「そんな決まりはどうでもいいや」という風にね
00:44:11 - 00:44:15
あるんだから 我々はどこまで真剣に道徳を
00:44:15 - 00:44:19
守るべきかっていうことで 困るんですね
00:44:23 - 00:44:27
そこで、宗教…
00:44:28 - 00:44:33
それから社会 それから時代
00:44:35 - 00:44:42
そういう組織が 善悪を決めるんですね
00:44:43 - 00:44:49
宗教が善悪を決めるのは 宗教は自分の仕事だと思ってますけど
00:44:49 - 00:44:54
その宗教を信仰していないならば どうしますかね?
00:45:01 - 00:45:08
だから宗教が三つくらいあって それぞれの道徳セットが違いますからね
00:45:08 - 00:45:15
豚肉を食べていいか悪いか 肉を食べていいか悪いかとかね(笑)
00:45:16 - 00:45:21
それぞれの宗教によって 違う…
00:45:29 - 00:45:31
…ことにもなりますね
00:45:34 - 00:45:41
ユダヤ人の人と友達になったら ご飯を食べるときは大変困ると思いますよ
00:45:43 - 00:45:49
いろんな…食べることに…
00:45:50 - 00:45:52
色々…
00:45:55 - 00:45:57
規則があるんだからね
00:45:58 - 00:46:07
そういうことで、国によって、地方によって 信仰によって、社会によって
00:46:09 - 00:46:12
道徳は変わるんです
00:46:22 - 00:46:25
結果どうなってますか、と
00:46:25 - 00:46:32
地球に一貫した善悪基準がないんですね
00:46:35 - 00:46:43
だからどうすればいいんですかね どうやって良い人間になれますかねぇ
00:46:47 - 00:46:50
そこで、こう決めたら?
00:46:50 - 00:46:57
自分好みの、自分が気に入った 道徳リスト、道徳セットがあって
00:46:57 - 00:47:03
それに従順で、真面目に道徳的に生きる、と
00:47:03 - 00:47:05
それが正しい、と
00:47:06 - 00:47:12
それだったら、すべての人類が個人だから
00:47:12 - 00:47:16
個人個人が自分の道徳を持ってるんですからね
00:47:16 - 00:47:20
そうするとけっきょくは
00:47:20 - 00:47:26
何も批判できなくなりますね 「あんたの生き方はちょっとおかしい」とかね
00:47:33 - 00:47:40
ということは世界にあるどんな生き方も オーケーということにしなくてはいけない
00:47:41 - 00:47:45
これも問題なんですね
00:47:46 - 00:47:50
だって世界で殺人者もいるんだからね
00:47:52 - 00:47:59
人を犯す人もいるんだからね 強盗をやる人もいるんだから
00:48:01 - 00:48:04
自爆テロをやっている人もいるんだからね
00:48:04 - 00:48:10
みんな自分に適した道徳システムを 信仰しています
00:48:13 - 00:48:20
だからテロリストに話を聞くと 「そこは善行為だ」と、テロ行為は
00:48:20 - 00:48:24
…言うでしょう 「じゃあ、どうぞ」と言える?
00:48:24 - 00:48:31
どうぞ爆弾を仕掛けてください、と あんたは自由です、と
00:48:31 - 00:48:34
難しいね
00:48:40 - 00:48:47
だからそれに答えに出てくるのではなくて 社会が全体的に道徳を…
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「こう生きなさい」と 例えば法律
00:48:51 - 00:48:55
あれ、すごく強引ですね
00:48:58 - 00:49:04
法律みたいに道徳をしっかり決めておく、と
00:49:04 - 00:49:10
そうするとみんな一貫して同じ 道徳を守ることはできますけど
00:49:10 - 00:49:15
しかし人が自分で判断するものだからね 道徳はね
00:49:15 - 00:49:18
やるか、やらないか、とか
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そちらで人の自由がなくなって しまうんです
00:49:22 - 00:49:27
みんな、なんかロボットに なってしまうんです
00:49:27 - 00:49:34
ロボットになって生きていても… これって道徳でしょうかねぇ?
00:49:42 - 00:49:45
はい次に行きます
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けっこう疲れました
00:49:55 - 00:50:01
仏教は、個人が判断するべき 個人が判断して生きているっていう
00:50:01 - 00:50:04
ことにしているんですね
00:50:15 - 00:50:20
そうなってくると 生きることが道徳なんです
00:50:20 - 00:50:24
生きることは個人の仕事なんです
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他人にどうすることもできないんです
00:50:32 - 00:50:35
病院なんかに行ったらよく分かるでしょうに
00:50:36 - 00:50:41
病気を治すか、治らないか そのまま死ぬかっていう
00:50:41 - 00:50:45
これ個人の力なんですね
00:50:48 - 00:50:55
誰にもどうすることもできませんね 医学システムがあるからと言って
00:50:58 - 00:51:03
治すことはできないんです 施しはするんだけど
00:51:03 - 00:51:08
身体が自分で治さなくてはいけません
00:51:09 - 00:51:13
生きることは自分の行為ですね
00:51:16 - 00:51:20
そこで人間にありますね 「生き続けたい」
00:51:20 - 00:51:25
死にたくないという衝動がありますね
00:51:28 - 00:51:33
この「死にたくない」「生きていきたい」 という衝動、エネルギーで
00:51:33 - 00:51:38
我々は、行動を起こしたり しゃべったり、考えたり
00:51:39 - 00:51:43
いろんなことをやったりしますね
00:51:43 - 00:51:48
すべて生き続けるためにやってるんです それに気づいたらどうですか、と
00:51:55 - 00:51:58
そこで、また問題が起こります
00:51:59 - 00:52:02
私は生きていきたい 死にたくないんだから
00:52:02 - 00:52:09
生き続けるために必要な判断をしながら 行為をしています
00:52:10 - 00:52:17
まあ生きられるならば善行為で 私がやったことで死んじゃったならば
00:52:17 - 00:52:19
悪行為になる
00:52:19 - 00:52:25
例えば 生き続けたいんだから、なにか食べる
00:52:26 - 00:52:31
生き続けたいんだから食べると言って 何か食べたところで
00:52:31 - 00:52:38
食べたものが体に当たって病気になったら 自分が悪行為をやったことになるんですね
00:52:41 - 00:52:48
そこで判断しなくてはいけませんね これは食べて、これは食べない、とかね
00:52:51 - 00:52:54
なぜならば生きていきたいんですね
00:52:55 - 00:53:01
自分も体に良いものを選んで食べたならば その人は健康で生きられます
00:53:04 - 00:53:08
はい、それでうまく行くかというと うまく行かないんですね
00:53:08 - 00:53:14
なぜならば すべての生命も同じ衝動で生きてるんです
00:53:15 - 00:53:21
それで、行為の間で ぶつかり合いが起こるんです
00:53:22 - 00:53:31
私が「生き続けたい」とやってることは 他の生命にとってはすごく迷惑になったりする
00:53:34 - 00:53:41
そうするとその生命は生きていきたいんだから 私の行為をやらせない
00:53:41 - 00:53:44
邪魔をする
00:53:44 - 00:53:48
私に攻撃する
00:53:51 - 00:53:56
これはずーっとあることですよ? 会社で仕事をするときでも
00:53:56 - 00:53:59
このトーナメントが起こるんです
00:54:00 - 00:54:05
同じ会社の仲間だからみんな仲良く 仕事しなさいよ、と
00:54:05 - 00:54:09
互いに協力しあって… …やらないよ?
00:54:12 - 00:54:16
できることなら誰かの 足を引っ張って
00:54:16 - 00:54:21
みることができれば やっちゃいますね
00:54:22 - 00:54:26
相手を嫌な気分にさせたくなったら やりますよ?
00:54:26 - 00:54:31
そうすると、その人は仕事を失敗して 仕事をやる気がなくなって
00:54:31 - 00:54:36
会社辞めてくれると自分の立場が うまくなります
00:54:39 - 00:54:43
それで自分が生きられる
00:54:43 - 00:54:46
ライバルがいなくて
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色んなところで生存の争いが
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見えてくるんです
00:54:56 - 00:55:03
今、コロナの状況を見ていても 同じこと。生存の争いなんですね
00:55:03 - 00:55:08
どちらでも生き続けたいと がんばっているんです
00:55:13 - 00:55:21
そういうことで、世の中で 混乱、争い、弱肉強食…
00:55:21 - 00:55:26
差別、搾取、管理する、管理される
00:55:26 - 00:55:31
などなどの問題が世の中に起きてるんです
00:55:31 - 00:55:35
大変なことになるんですね
00:55:41 - 00:55:45
すごくややこしいんですよ この問題は
00:55:50 - 00:55:57
だから何が良い、何が悪いということは 生存欲で判断しなさい、と
00:55:59 - 00:56:01
言っても
00:56:04 - 00:56:09
それでもうまく行かないんですね
00:56:10 - 00:56:17
理由があります 生きる権利は皆に平等にあるが
00:56:18 - 00:56:21
生かしてくれないね
00:56:31 - 00:56:38
そこでも道徳は、なんかすごい トラブルになっちゃうんです
00:56:43 - 00:56:50
人はとりあえず、いくらかの決まり、 基準を設けて
00:56:50 - 00:56:53
曖昧中途半端で生きているが、
00:56:53 - 00:56:59
「正義」に適った生き方をしている のではありません。
00:57:00 - 00:57:05
そういう訳で、我々はなんとかなんとか 曖昧中途半端で
00:57:08 - 00:57:10
…まあ、生きてるんですよ
00:57:11 - 00:57:16
「それが正義」ということには ならないんですね
00:57:18 - 00:57:26
食べたいんだから 魚を食うか食わないか、という
00:57:27 - 00:57:31
魚の肉は、まあおいしくて 身体にいいんですね
00:57:31 - 00:57:37
だから、健康で長生きしたければ 魚を食べることでしょう?
00:57:37 - 00:57:40
そうすると魚はどうなるんですかね?
00:57:44 - 00:57:48
魚の生きる権利は全部 ハチャメチャ奪われて
00:57:48 - 00:57:51
死んじゃいますね
00:58:00 - 00:58:08
例えば人間ではなくて ライオンに道徳を教える
00:58:09 - 00:58:14
生命は生きる権利があるんだからね 命を取るなよ、と
00:58:14 - 00:58:19
ライオンは決めなくちゃ… 道徳を破って生きるか
00:58:19 - 00:58:23
道徳を守って死ぬか、という…
00:58:25 - 00:58:29
どちらでも非道徳なんですね
00:58:31 - 00:58:40
だけど存在欲で生きてるんだから 生き続ける行為が善行為なんです
00:58:43 - 00:58:50
しかし他人にも生きる権利があるんだから それを奪うことも悪行為なんです
00:58:50 - 00:58:53
ライオンが
00:58:54 - 00:58:57
どうすればいいんですかね(笑)
00:59:00 - 00:59:06
じゃあ獲物を獲らないことにしちゃうと ライオンが自分の生存欲に
00:59:06 - 00:59:09
適した行為をやってないんです
00:59:09 - 00:59:13
悪行為をやっていて 悪結果になるんです
00:59:13 - 00:59:16
痩せて痩せて飢えて 死ぬという…
00:59:16 - 00:59:20
それが悪結果なんです だから行為が悪いんです
00:59:21 - 00:59:28
じゃあわかった、もう獲物を獲る、と 走り回って獲物を獲って食べちゃうと
00:59:28 - 00:59:34
その獲物の生きる権利を奪っちゃったんです それも悪行為です
00:59:36 - 00:59:39
じゃあ、どうしますかねぇ
00:59:44 - 00:59:47
はい、次に行きます
00:59:50 - 00:59:54
今まで説明したのは 世の中の立場で見ると
00:59:54 - 01:00:01
道徳っていうことは、 すごく…なんか…訳もわからない
01:00:01 - 01:00:05
どうすればいいか分からない世界なんです
01:00:05 - 01:00:11
キリスト教の道徳を守るか イスラム教の道徳を守るか ヒンドゥー教の道徳を守るのか
01:00:11 - 01:00:15
仏教の道徳を守るのか 分からなくなっちゃうんです
01:00:18 - 01:00:22
国が定めた道徳を守るのか、とか
01:00:24 - 01:00:30
だから世の中にしっかりした 道徳理論がないんです
01:00:35 - 01:00:41
そこで、こころが基準っていうのは 仏教の立場ですからね
01:00:56 - 01:01:03
仏教の正義の設定に入りましょう
01:01:06 - 01:01:13
自己の判断と自由 両方仏教は守ってるんです
01:01:16 - 01:01:22
仏教的に言えば 人は自分の判断で生きるべきです
01:01:23 - 01:01:30
行為をこころが決めるので こころをチェックする必要があります
01:01:31 - 01:01:37
だから一人ひとりが 自分の心をチェックしなさい、と
01:01:37 - 01:01:44
汚れたこころで行為をすると 苦しみに陥る。不幸になる
01:01:45 - 01:01:49
心中心に考えてるんですね
01:01:56 - 01:02:02
汚れた心で行為をすると あなた、もう不幸になりますよ、と
01:02:04 - 01:02:12
清らかなこころで行為をすると幸福になる 個人は幸福になりたいんです
01:02:12 - 01:02:18
だったら、あなたの心が清らかか 汚れているかと
01:02:18 - 01:02:21
チェックしてください、と
01:02:22 - 01:02:27
この教えに合わせて こころの状況をチェックするんです
01:02:27 - 01:02:32
で、チェックする方法っていうのは すごく簡単なんですけど
01:02:35 - 01:02:39
例えば自分が嘘をつく、と
01:02:39 - 01:02:43
へっちゃらで、なんのことなく 嘘をつく
01:02:43 - 01:02:47
嘘をついちゃうと、あなた 幸福になるのか、と
01:02:47 - 01:02:53
ならないねぇ 自分の伴侶、相手に嘘をつく
01:02:53 - 01:03:00
これで家族生活が壊れて 信頼できなくなる
01:03:00 - 01:03:05
会社の同僚に嘘をつくと 会社で仕事ができなくなる
01:03:05 - 01:03:10
裁判で嘘をついちゃうと
01:03:10 - 01:03:13
逮捕されてしまいます(笑)
01:03:15 - 01:03:19
罰金を払わなくちゃいけなくなっちゃう
01:03:19 - 01:03:22
不幸になったでしょうに
01:03:24 - 01:03:28
そういう訳で 嘘は悪行為であって
01:03:28 - 01:03:32
嘘をつかないことが善行為であると 決めることができます
01:03:38 - 01:03:40
はい
01:03:45 - 01:03:52
次に「存在の罠」っていう…
01:03:53 - 01:03:57
これも 仏教の概念なんですね
01:03:57 - 01:04:03
存在がありがたい、と 思うのは他宗教なんです
01:04:04 - 01:04:10
「かけがえのない命」とかね 「尊い命」「授かった命」
01:04:11 - 01:04:14
「神様から預かった命」とか もう…
01:04:14 - 01:04:19
評価するわするわ… なんの根拠もなく
01:04:24 - 01:04:30
いいかげんにね 仏教的にはこれって罠だよ、と
01:04:32 - 01:04:34
存在…
01:04:34 - 01:04:38
ひと言葉抜けてます…存在…
01:04:38 - 01:04:45
…は、渇愛で成り立ってます 存在欲で成り立っています
01:04:46 - 01:04:54
渇愛は仏教の専門用語なんですね 渇愛がなければ生きられないんです
01:05:02 - 01:05:06
だからみんな生きていきたい 生きていきたいと思ってるんです
01:05:06 - 01:05:13
で、渇愛も三つに分けてますけど 今日は説明しないことにします
01:05:18 - 01:05:28
問題は…この… 疲れたら座る、喉が渇いたら水を飲む
01:05:29 - 01:05:31
あれこれ、とかね
01:05:31 - 01:05:38
寂しくなったら、なんか ネットでも見るとかね
01:05:40 - 01:05:43
そこで、存在は渇愛でやってます
01:05:43 - 01:05:47
「生きていきたい!」という 気持ちでやってるんです
01:05:54 - 01:05:58
誰も聞かないね
01:05:58 - 01:06:03
何で、そんなに 必死で生きているの?
01:06:03 - 01:06:07
何でそんなに必死になって
01:06:08 - 01:06:10
生きていたがる?
01:06:16 - 01:06:21
ただ高校生が徹夜して 受験勉強をするならば
01:06:21 - 01:06:27
分かりますね 一流の大学に入りたい、と
01:06:27 - 01:06:35
そのセクションで考えれば 徹夜して勉強することは善行為なんです
01:06:35 - 01:06:41
目的がありますから 目的に達しますから
01:06:41 - 01:06:48
本当に真剣に勉強したら 一流の大学には合格します
01:06:50 - 01:06:53
それより真剣に生きているでしょうに
01:06:54 - 01:06:57
目指すゴールはなんですかね
01:07:01 - 01:07:07
…これが、仏教しか教えていないんですね
01:07:07 - 01:07:13
罠だと だって生き続けると歳を取るだけでしょう?
01:07:15 - 01:07:20
老人を目指して生きている?
01:07:24 - 01:07:27
どんどん身体が衰えて病気にかかるでしょう?
01:07:27 - 01:07:33
「私は、色んな病気にかかりたくて がんばってますよ」と
01:07:33 - 01:07:35
成り立たないね
01:07:38 - 01:07:42
誰だって最終的には死ぬでしょう?
01:07:43 - 01:07:48
「私は死を目指して しっかり生きてますよ」
01:07:48 - 01:07:51
成り立たたない話ですね
01:07:51 - 01:07:57
ということは あなたは一生懸命生きていても
01:07:57 - 01:08:05
得るものはまったくないんです ゼロです。皆無です
01:08:09 - 01:08:14
なのにがんばってるところは 罠でしょう?
01:08:20 - 01:08:28
あなたに絶対給料をあげませんけど 一日十時間仕事をしなさい、と
01:08:31 - 01:08:34
やる?それだったら
01:08:40 - 01:08:46
徹夜で仕事をさせられちゃって 水一杯もくれないで
01:08:46 - 01:08:51
朝になったら「朝だから仕事を 続けてやってください」と
01:08:51 - 01:08:54
言うと、やる?
01:09:00 - 01:09:04
何かご褒美がないと
01:09:09 - 01:09:17
仕事をすると給料をもらうという 日本のシンプルなケースでしょう?
01:09:17 - 01:09:20
子供がお母さんに ちょっと何か協力してあげたら
01:09:20 - 01:09:23
お母さんが「ありがとう」と 言ってくれると
01:09:23 - 01:09:28
そこで気分がよくなります そこで結果があるんですね
01:09:31 - 01:09:37
「お母さんに褒めてもらった」と 子供がなんかすごくいい気分になる
01:09:37 - 01:09:46
そういう小さな小さなところで 人がご褒美を目指してがんばってるのに
01:09:46 - 01:09:50
全体的に生きることってなんですかね
01:09:50 - 01:09:54
あれはすべて sap(樹液)でしょうに
01:09:57 - 01:10:04
生きていることがベースで、その上で 仕事したり、ご飯を作ったり食べたり
01:10:04 - 01:10:07
友達と仲良くしたりするんですね
01:10:07 - 01:10:15
sap でやってるものには それなりのご褒美があるんです
01:10:17 - 01:10:21
本業では得られるものは何もないんです
01:10:24 - 01:10:30
本業という生きることがなければ 副業も成り立たないんです
01:10:35 - 01:10:41
だからみんなこの副業に すごく執着していますね
01:10:42 - 01:10:47
金に執着するわ、家族に執着するわ 会社に執着するわ
01:10:47 - 01:10:51
自分の知識に執着するわ
01:10:52 - 01:10:55
おしゃれに執着するわ
01:10:56 - 01:10:59
すべて副業です
01:11:00 - 01:11:02
本業じゃないんです
01:11:04 - 01:11:09
そんなの一時的なもので 全部捨てなくてはいけません
01:11:09 - 01:11:13
それで、生きることがあって 全部やっています
01:11:13 - 01:11:20
生きることをよくよく見ると すごい罠で、何も得られない
01:11:24 - 01:11:30
その上で 生きることに障害が起こると
01:11:30 - 01:11:36
怒り、嫉妬、憎しみ、落ち込みなどの 煩悩が起こるんです
01:11:36 - 01:11:44
スムーズに生きられないんですね ものすごいトラブルが起こるんです
01:11:44 - 01:11:48
そこでさらに心を汚しちゃいます
01:11:50 - 01:11:57
ということで、存在欲自体が 成り立たなくなりますね
01:12:01 - 01:12:08
存在欲で生きることが道徳だと言っても よく見るとこれは罠で
01:12:08 - 01:12:13
存在欲すら成り立たない 生きられないんです
01:12:14 - 01:12:17
邪魔ばっかりで
01:12:18 - 01:12:21
迷惑ばっかりで
01:12:25 - 01:12:28
焼けてしまう
01:12:28 - 01:12:34
ギリギリでパッと死ぬならばいいんだけど それでもないんですね
01:12:34 - 01:12:41
すごく苦労して苦労して苦労して
01:12:42 - 01:12:45
やっと死ぬということには なってますね
01:12:47 - 01:12:53
そこでフレーズは「生きていきたいが、 生きられない」ということなんです
01:12:59 - 01:13:01
両足に
01:13:02 - 01:13:06
短い鎖をつけて
01:13:06 - 01:13:09
速く走るというんです
01:13:12 - 01:13:15
走れないでしょうに
01:13:17 - 01:13:21
「速く速く!」と… 鎖をつけてるんだから
01:13:22 - 01:13:24
これ幅が短いんだから
01:13:26 - 01:13:30
走ろうとしたらこけちゃうんです
01:13:31 - 01:13:36
「ゆっくり歩いちゃうといいんだけど…」 「いいえ!走りなさい」と
01:13:37 - 01:13:40
それが人生です
01:13:41 - 01:13:43
はい
01:13:48 - 01:13:51
まだ存在の罠が続きます
01:13:51 - 01:14:03
「生きる戦い」が上手く進まないと、 人は状況を調べて、間違いを学んで観る
01:14:03 - 01:14:06
まあ、みんなやってますよ、それは
01:14:06 - 01:14:10
なんで上手く行ってないのか、と
01:14:10 - 01:14:16
そこから、より良い生き方、 正しい生き方、
01:14:16 - 01:14:23
道徳、成功の秘訣などが現れるのです。
01:14:24 - 01:14:29
みんなだいたいそんなことをやってますよ
01:14:29 - 01:14:35
どうすれば会社の同僚と 仲良くできるのか、とかね
01:14:35 - 01:14:41
上司がいつでも、すごく怒るんだけど 怒らないようにどうすればよいか
01:14:41 - 01:14:46
怒られないようにどうすればいいか、とかね
01:14:52 - 01:14:55
それをやってみたら
01:14:57 - 01:15:05
またうまく行かなくなると また道徳を改良するんですね
01:15:05 - 01:15:11
それで、普通の人々は 「負けたー」とは言わないで
01:15:11 - 01:15:16
いろんな工夫して工夫して がんばってはいるんです
01:15:16 - 01:15:22
そうすると個人の世界でも ずーっと道徳が変わって変わって
01:15:22 - 01:15:24
変わっていくんです
01:15:33 - 01:15:38
これで悪循環になるんですね
01:15:40 - 01:15:47
生きていきたいが、生かしてくれない ことでも矛盾があるでしょうに
01:15:50 - 01:15:54
生きたからと言って得るものは 何もないんだから
01:15:54 - 01:15:57
なんでそんなに必死で生きるのかい、と
01:15:57 - 01:16:00
そちらの問題があるんだから
01:16:00 - 01:16:06
だから副業に執着する訳に なってます
01:16:09 - 01:16:13
それもうまく行かないし
01:16:13 - 01:16:19
ということは人間が この存在欲だけに集中してるんだけど
01:16:19 - 01:16:26
人間、一つ考えてないんですね 「なんで生き続けたいのか」と
01:16:27 - 01:16:30
調べてない
01:16:31 - 01:16:37
どうすれば上司に怒られないのかと 私にも聞きますけど
01:16:37 - 01:16:41
あの質問は誰も聞いたことはないんです
01:16:43 - 01:16:48
なんで人はそんなに必死で 生きたがるのか、と
01:16:48 - 01:16:49
面白いでしょう?
01:16:49 - 01:16:56
長い間日本で喋ってきたんだけど 質問を受けてきたんだけど
01:16:56 - 01:17:02
あの質問は来ないんです …この質問
01:17:02 - 01:17:07
なぜ、そんなに生き続けたいんですか、と
01:17:13 - 01:17:19
それは仏教用語で「無明」という言葉に していますね
01:17:21 - 01:17:25
あなた、足元が見えてないよ、と
01:17:26 - 01:17:32
存在欲って、とんでもない罠だ、と
01:17:38 - 01:17:40
はい、次に行きます
01:17:46 - 01:17:52
次のタイトルは「正義は成り立たない」(笑) 成り立たないね、結局は
01:17:52 - 01:18:01
存在欲があるならば、それに伴う 貪・瞋・痴などの感情があるならば、
01:18:03 - 01:18:09
こころは常に、汚れていることになります。
01:18:09 - 01:18:13
存在欲があるでしょう? それで生かしてくれないでしょう?
01:18:13 - 01:18:17
そうすると怒ったりもします
01:18:21 - 01:18:25
あるいはうまく行ったらすごく 欲を抱いたりもする
01:18:25 - 01:18:30
だから、いつだって心が汚れているんです
01:18:33 - 01:18:39
いつだって心が汚れているんだったら いつだってあなたがやっていることは
01:18:39 - 01:18:42
道徳ではないんです
01:18:47 - 01:18:52
存在欲のある生命が行うこと すべて悪行為で
01:18:52 - 01:19:00
道徳になってないんですね だから正義は成り立たないんです
01:19:02 - 01:19:07
Righteousness(正義)ということは 成り立たないんです
01:19:09 - 01:19:18
汚れたこころで行う判断も起こす行為も 不正で、悪行為になります。
01:19:18 - 01:19:25
こころを観察しない人に、 正義に適った生き方は出来ません
01:19:25 - 01:19:32
心を観てください、と。でない限りは 正義に適った生き方はできません
01:19:32 - 01:19:41
人の躾に合わせて他人の指令に従うより 他の方法はありません。
01:19:41 - 01:19:48
だから、みんな手を上げて 人が言う通りに、他人の躾に従って
01:19:48 - 01:19:51
まあロボットになって生きているんです
01:19:51 - 01:19:56
ロボットになったことが正義 ということでもないんです
01:19:56 - 01:20:03
しかし、いつでも不完全で、それなら 不自由な生き方になります。
01:20:03 - 01:20:07
だから、人の生き方はすべて 不自由になってるんです
01:20:07 - 01:20:13
だって、人から教えてもらって やってるでしょう?…不自由です
01:20:15 - 01:20:21
はい、そういうことで、俗世間では 正義は成り立たないという結論になるんです
01:20:21 - 01:20:23
はい、次に行きます
01:20:30 - 01:20:34
はい、これから正義の道を
01:20:36 - 01:20:39
探しましょう
01:20:40 - 01:20:46
正義はないんです、世の中で 道徳は成り立ってないんです
01:20:52 - 01:20:59
こころの汚れをチェックする生き方なので、 仏陀が説かれる道は普遍的なものです。
01:20:59 - 01:21:06
お釈迦様が「心をチェックしなさい」 それで全部終わりです、道徳は
01:21:08 - 01:21:12
すごく単純なワンフレーズで
01:21:15 - 01:21:17
オープニングで私は
01:21:17 - 01:21:20
Sabba pāpassa akaraṇaṃ, kusalassa upasampadā と言ったでしょう?
01:21:20 - 01:21:25
三行目にSacitta pariyodapanaṃ
01:21:26 - 01:21:28
それが正義なんです
01:21:28 - 01:21:35
Sacitta...いわば、自分の心を 清らかにしなさい
01:21:36 - 01:21:38
それだけだ、と
01:21:38 - 01:21:43
etaṃ Buddhāna sāsanaṃ それがブッダの教えである、と
01:21:43 - 01:21:50
それが正義なんです 世の中には、残念ながらないんです
01:21:50 - 01:21:56
他宗教に残念ながらないんです 哲学では、残念ながらないんです
01:21:56 - 01:22:03
学校の道徳の授業では 絶対、道徳のひとかけらもないんです
01:22:06 - 01:22:15
この「心を清らかにしなさい」ということは 好き勝手に変わる道徳じゃないんです
01:22:16 - 01:22:24
我々が俗世間で守る道徳は すぐすぐ変わっちゃいますよ
01:22:25 - 01:22:34
だから十年前我々が正しいとやった 生き方を、今はやらないんですね
01:22:38 - 01:22:43
世界が変わると 道徳価値観も変わってしまいます
01:22:43 - 01:22:47
そんないいかげんで
01:22:50 - 01:22:52
…な道徳ではないんです お釈迦様がおっしゃっているのは
01:22:52 - 01:22:54
普遍的な道徳
01:22:54 - 01:22:59
この普遍的っていうのは ユニバーサルっていうのは
01:22:59 - 01:23:01
すごく深い意味があるんです
01:23:01 - 01:23:08
仏教では、この宇宙がこのまま いる訳じゃないんだよ、と
01:23:08 - 01:23:12
これは破壊しますよ、と
01:23:13 - 01:23:20
この太陽様が偉大なる力を 発揮しているんだけど
01:23:20 - 01:23:23
やがて破壊しますよ、と
01:23:25 - 01:23:29
だから宇宙が破壊して無になったところで
01:23:29 - 01:23:34
また、ふたたび宇宙が現れるんです
01:23:38 - 01:23:41
で、そこは仏教はへっちゃらで 言っちゃいますね
01:23:41 - 01:23:47
ビッグバン、ビッグクランチの方式は
01:23:47 - 01:23:55
vivaṭṭa-kappa(成劫) vivaṭṭa-ṭhāyin-kappa(住劫) saṃvaṭṭa-kappa(壊劫) saṃvaṭṭa-ṭhāyin-kappa(空劫)
01:23:55 - 01:23:57
という四つに分けて語ってるんです
01:23:57 - 01:24:07
vivaṭṭa-kappaというのは ビッグバンから世界が広げる
01:24:07 - 01:24:11
広げて…止まる
01:24:11 - 01:24:14
止まっても、ものすごい時間がたつ
01:24:14 - 01:24:18
それから収縮を始める
01:24:19 - 01:24:25
始めて、あるところで止まる 止まったら破壊する
01:24:25 - 01:24:33
これはもう、人に想像できないくらい すごい時間がかかる作業です
01:24:34 - 01:24:41
どうやって宇宙が四ステージで 現れては消えるんだから
01:24:41 - 01:24:43
そこで生命も同じです
01:24:43 - 01:24:50
生命も何かしらで生き続けるんです
01:24:50 - 01:24:55
宇宙が破壊したからといって 問題ないんです
01:24:56 - 01:25:03
それで、その環境に合わせて 生命の形も変わります
01:25:06 - 01:25:13
人間の形は、太陽が爆発しちゃうと なくなりますけどね
01:25:13 - 01:25:18
でも、生命として別なシステムに 変わるんです
01:25:18 - 01:25:23
そこで、宇宙がどんな風に変化して いっても
01:25:23 - 01:25:27
生命はそれに合わせて合わせて 現れるんだから
01:25:27 - 01:25:33
どんなときでも生命は 自分の心で行為を判断するんです
01:25:40 - 01:25:45
ですから「心をチェックしなさい」 という道徳が
01:25:45 - 01:25:48
普遍的な道徳なんです
01:25:48 - 01:25:54
十年、百年で変わる道徳では ありません
01:25:56 - 01:25:59
宇宙法則です
01:26:00 - 01:26:05
宇宙が現れて消えて行っても 生命もそこで現れるんだから
01:26:05 - 01:26:09
生命はいつだって心で判断するんです
01:26:18 - 01:26:21
はい、ではお釈迦様のメッセージに 入りましょう
01:26:21 - 01:26:28
順番にすごい真理に、正義に達すること
01:26:28 - 01:26:30
順番に進んでみましょう
01:26:30 - 01:26:38
ⅰこれから行う行為は自分のためになる。
01:26:38 - 01:26:43
行為をする場合は、まず自分のために やってるんです
01:26:47 - 01:26:51
誰だって自分のためにやっているんです
01:26:51 - 01:26:56
しかし、他人に迷惑、害を与える 行為であるならば
01:26:56 - 01:26:59
不幸な結果になりますよ
01:26:59 - 01:27:05
自分のために良いんだけど 他人にはすごく害を与える行為
01:27:08 - 01:27:13
不幸で結果になる行為は やめた方がいい
01:27:15 - 01:27:21
ⅱ番目 行為は他人のためになる。
01:27:22 - 01:27:28
ただ自分が持ってるお金を 人にあげちゃう
01:27:29 - 01:27:32
他人のためになる
01:27:32 - 01:27:39
しかし、自分の行為が 人の役に立つんだけど
01:27:39 - 01:27:45
その結果、自分が不幸になるならば 問題です
01:27:47 - 01:27:53
他人を幸せにしようということで 自分が不幸になる
01:27:53 - 01:28:00
自分の存在が危うい状態になると 問題です
01:28:01 - 01:28:08
自分を不幸に陥れる行為は 善行為ではないんです
01:28:08 - 01:28:11
気をつけて下さい
01:28:11 - 01:28:16
人に幸福をあげることは悪いことではないよ
01:28:16 - 01:28:23
しかし、自分を不幸に陥れるならば これは悪行為です
01:28:27 - 01:28:32
だから… うーん…大変ですよ
01:28:32 - 01:28:38
ⅲ番目 自分の幸福になる行為ですが
01:28:38 - 01:28:42
他人に不幸を与えない。
01:28:46 - 01:28:48
これは△(三角形)
01:28:55 - 01:29:03
自分で静かに仕事をして 自分でスーパーで買い物をして
01:29:03 - 01:29:08
ご飯を作って食べて、お風呂に入って それから寝て、また起きて
01:29:08 - 01:29:12
生きてても誰にも迷惑じゃないでしょうね
01:29:15 - 01:29:21
人と会ったら挨拶をして 隣の家にも迷惑をかけないで
01:29:21 - 01:29:28
密かに生きる…自分のためにそれはいい 他人に迷惑もかけてない
01:29:28 - 01:29:36
それは善行為でしょうか、というと△で まあ、善行為になるでしょう、と
01:29:37 - 01:29:41
と言うんです ⅳ番目
01:29:41 - 01:29:48
行為は自分のためにもなるし、 他人のためにもなります。
01:29:48 - 01:29:55
自分がやってることで自分も幸せになるし 周りも幸せになります
01:29:56 - 01:30:00
これは◎(二重丸)で善行為なんです
01:30:02 - 01:30:06
そうやって自分で善行為を 判断しなくてはいけません
01:30:11 - 01:30:17
善行為にはどうしても 生命が関係あるんです
01:30:19 - 01:30:26
はい。順番の次 結果を推定する
01:30:26 - 01:30:31
それで、私がいちばん最初に出した スライドと違うことを、今言っています
01:30:31 - 01:30:37
結果が起こる前に ちょっと予測してみましょう、と
01:30:38 - 01:30:42
これは時間のチェックなんですね
01:30:42 - 01:30:50
ⅰ行う前に、行為は自分と他人の幸福を もたらすものかとチェックする。
01:30:50 - 01:30:55
ちょっと予測してみる 「こういうことをやりたいんだけど
01:30:55 - 01:31:04
これをやっちゃうと私も他の人々も 幸福になるのでしょうか」と
01:31:04 - 01:31:07
やる前にチェックするんです
01:31:11 - 01:31:15
まだやってないんだから分からないよ?
01:31:15 - 01:31:19
一応推測する 「ああ、これはいいこと」
01:31:20 - 01:31:24
と分かったら、やるしかないんですね
01:31:24 - 01:31:30
ⅱ番目。まあ、やるんです、行為を
01:31:30 - 01:31:38
やるときは、今現在進行形だから 結果もそれなりに見えてくるんでしょう?
01:31:41 - 01:31:45
まだこれ完成してないんです
01:31:49 - 01:31:52
具体的に、じゃあ嘘をつくという ことにしましょう
01:31:52 - 01:31:59
自分が嘘をついて人を騙す目的で 嘘のストーリーを作って話している
01:32:01 - 01:32:05
そこで、話し始めたところからその人は
01:32:05 - 01:32:12
相手が自分の話に乗っているか乗って いないか、チェックするでしょう
01:32:12 - 01:32:17
嘘をつくときっていつでも そういうことでしょう?
01:32:17 - 01:32:23
相手を気を引いて引いてもらって 乗らせるんですね
01:32:23 - 01:32:30
乗って話が終了すると 相手がまんまと騙されているんです
01:32:32 - 01:32:36
ですからこちらで言うのは善行為
01:32:36 - 01:32:40
善行為…この善行為をやった方が
01:32:40 - 01:32:45
私と他人の幸せなるんだよと思って 実行する
01:32:45 - 01:32:51
実行するときでも 淡々とチェックしてほしい
01:32:54 - 01:33:01
チェックしてみると 「あら?幸せになる予定でしたけど…
01:33:01 - 01:33:08
何か迷惑もかけてるようだ」とかね 分かってくると中断できますよ
01:33:10 - 01:33:18
悪い結果を出さないで、ほんのちょっとの 悪い結果で中断できるんです
01:33:23 - 01:33:31
ⅱ行っている時も、行為が道徳基準に 合っているか否かをチェックする。
01:33:31 - 01:33:37
ⅲ番目。行ってから自分と他人の 幸福になったか否かをチェックする。
01:33:37 - 01:33:40
行為は終わっちゃった
01:33:40 - 01:33:44
終わってからもう結果があるんです
01:33:45 - 01:33:51
この結果はあまりよくない この結果はいい、と分かったら
01:33:51 - 01:33:59
次のステップが判断できる リピートするか、二度とやらないか、と
01:34:01 - 01:34:07
そういうステップで、一般の人々は 自分の生き方を
01:34:08 - 01:34:10
チェックしなくちゃいけない それが道徳的な生き方で
01:34:10 - 01:34:13
これた難しいとは思わないよ? なぜならば
01:34:13 - 01:34:20
これは、お釈迦様が自分の息子であった ラーフラ尊者に教えたものなんです
01:34:20 - 01:34:24
ラーフラ尊者は子供でしょう?
01:34:26 - 01:34:29
子供にも実行できるんです
01:34:36 - 01:34:42
悪だと発見した時点で中止するので、 危険は最小限になるんですね
01:34:42 - 01:34:48
そういう順番で我々は生きてみるんです はい、次に進みます
01:34:51 - 01:34:54
次に感情をチェックするんです
01:34:58 - 01:35:02
ラーフラ尊者に行為をチェックしなさい と言ったのは
01:35:02 - 01:35:07
まあ、心の中を観るまでは もしかすると
01:35:08 - 01:35:12
大人になってなかったかもね
01:35:15 - 01:35:19
だから人とケンカする前に考えて ケンカしていいのか、と
01:35:19 - 01:35:25
あんたは幸せになるのかい、と 相手は幸せになるのかい、と
01:35:25 - 01:35:31
ならないんだったらやめてくださいよ、と いう程度で
01:35:31 - 01:35:37
そこで、もうちょっと大人になってくると 感情をチェックできますね
01:35:37 - 01:35:42
心の衝動をチェック 感情をチェックよりも
01:35:42 - 01:35:52
欲が活動中なら判断しない、行為をしない。
01:35:52 - 01:35:58
自分の感情をチェックすると 今、欲が活動中
01:36:00 - 01:36:07
欲が働いている 何もしない。判断もしない
01:36:09 - 01:36:15
欲が収まるまでいるんです しゃべったりしてはあかんです
01:36:15 - 01:36:18
何をしゃべるか分からないんだから
01:36:18 - 01:36:21
そこで行為を調整するんです
01:36:22 - 01:36:27
怒りが活動中なら判断しない、行為をしない。
01:36:27 - 01:36:33
無知が活動中なら判断しない、行為をしない。
01:36:33 - 01:36:36
それほど難しくない
01:36:37 - 01:36:44
心の感情が悪いんだったら「止まれ」 それだけ。何もしないで
01:36:45 - 01:36:50
心が落ち着いてきたら 行動してください
01:36:50 - 01:36:54
怒ったら止まりなさいよ
01:36:55 - 01:37:01
いきなり欲が出てきたら 行動してはいけない。止まるんです
01:37:01 - 01:37:07
よく電車に看板が見えますけど 「痴漢は犯罪です」とかね
01:37:07 - 01:37:12
あれって痴漢ってどういうことかと見ると
01:37:12 - 01:37:17
特に女性の方々を触ったりして 悪いことをするんですね
01:37:17 - 01:37:22
だから男性が女性にすごい欲がある
01:37:22 - 01:37:25
欲の感情が上がってくる
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すぐ行為をする。犯罪でしょうに
01:37:33 - 01:37:39
だから電車に乗っていて 誰かを見たところで欲が生まれてきたら
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じーっと何もしないで こらえていなくてはいけません
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そうすると、悪行為・犯罪を 犯したことにならないんです
01:37:54 - 01:37:56
黙ってるんです
01:37:57 - 01:38:03
電車で誰かハイヒールの人が 自分の足を踏みつけたら
01:38:03 - 01:38:05
超痛いでしょうね
01:38:06 - 01:38:10
もう、腹が立ちますね
01:38:12 - 01:38:17
「このバカな女、気をつけろよ」と 言いたくなるでしょう
01:38:18 - 01:38:22
「ハイヒールを履いてるって…ハイヒールを 履いたら、それに気をつけて歩きなさいよ」と
01:38:22 - 01:38:25
「お前アホか」と
01:38:26 - 01:38:32
言いたいんですけど… 言わないでこらえた方がいいんです
01:38:37 - 01:38:40
おんなじ対応
01:38:41 - 01:38:45
そこで何も分からなくて 「もうどうでもいいや」状態でも
01:38:45 - 01:38:51
何も判断しないで、心が明晰に なるまで待った方がいいんです
01:38:51 - 01:38:55
それで道徳的な人間になります
01:38:55 - 01:39:02
で、こころが不貪・不瞋・不痴で あるならば
01:39:02 - 01:39:07
行為は幸福をもたらす善になります
01:39:07 - 01:39:16
心には、不貪・不瞋・不痴だったら だいたいセットは一緒になりますからね
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清らかな心だったら
01:39:18 - 01:39:22
ああ、やってくださいよ しゃべったり、笑ったり、話したり
01:39:22 - 01:39:24
色んなことをやってくださいよ、と
01:39:24 - 01:39:28
それはすべて善行為になりますよ、と
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そういうチェックをするんですね 感情チェック
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次のステージは「学ぶ」ということなんです
01:39:40 - 01:39:45
正義の世界ってそう単純じゃないんです(笑)
01:39:48 - 01:39:51
四番目のステージは「学ぶ」
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学ぶことは人の定めなので 仏法を学んでみてください
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人間に生まれたら 学ぶことは、もう運命になってるんです
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世の中で学ぶものは無数に、無限にあります
01:40:12 - 01:40:19
だったら、唯一、智慧のある人の 教えを学んだらどうですかね
01:40:21 - 01:40:26
頭がイカれてるモーゼの言葉を 学ぶんじゃなくて
01:40:26 - 01:40:32
学んでもいいんだけど 道徳の勉強にはならないんです
01:40:37 - 01:40:44
エジプトのファラオたちの 死後の考えに触れて
01:40:44 - 01:40:46
学んでもいいんだけど
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道徳的に自分には何の役にも立たない
01:40:51 - 01:40:57
ですから、一生かかる事ばっかり 世の中にあるのは、ね
01:40:58 - 01:41:01
だから真理を発見したブッダの教えを 学んでみたらどうですかね
01:41:01 - 01:41:05
そこでサッと頭がよくなりますよ
01:41:05 - 01:41:09
仏教を学んだだけでもよい人間になるんです
01:41:11 - 01:41:15
それでお釈迦様の教えっていうのは 完全な教えで
01:41:15 - 01:41:19
理論と実践、理論と実践で授業なんです
01:41:20 - 01:41:25
理論を教えてやってみてください 結果をチェックしてくださいという
01:41:25 - 01:41:30
教えですから ただの授業ではないんですね
01:41:30 - 01:41:34
だからお釈迦様は簡単に 「まあ、嘘をつくなよ」と
01:41:34 - 01:41:38
「生命を殺すなよ」と …やってみるんです
01:41:40 - 01:41:47
シンプルで 虎の例えなんか持ってこないで(笑)
01:41:48 - 01:41:51
シンプルで まあ「殺生しない」と
01:41:51 - 01:41:58
やってみる、そうするとなんとなく 自分が、すごく気持ちよくなりますよ
01:41:58 - 01:42:01
ああ、いい人間で生きてるんだ、と
01:42:02 - 01:42:07
人格が向上しているんだと 経験できますよ
01:42:08 - 01:42:16
それから、智慧 世の中色んな知識があるんだけど
01:42:16 - 01:42:20
結局は、究極の、真理の真理は
01:42:20 - 01:42:24
「苦・無常・無我」なんです
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科学者は宇宙の生滅を見ていないでしょう?
01:42:34 - 01:42:37
ブッダはそこまで見ているんだから
01:42:38 - 01:42:44
宇宙全体的な現れて消えることだ、と 発見していたんだから
01:42:47 - 01:42:53
だから何万光年でも遡ってみても
01:42:53 - 01:42:59
やっぱり、いつだって物は止まらない 変化する
01:43:00 - 01:43:04
物すら存在しない
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だから法則を決めたんです 「無常・苦・無我」
01:43:11 - 01:43:15
無常というとすべての物事が入る 苦といったら、無我といったら
01:43:15 - 01:43:18
生命の真理なんです
01:43:20 - 01:43:23
それをちょっと学んでみたら どうでしょうか、と
01:43:23 - 01:43:28
それから、因縁の教えを 学んでみるんです
01:43:28 - 01:43:33
因縁の教えで「物は成り立たない」 ということを教えるんです
01:43:33 - 01:43:38
例えばロウソクに日を点けちゃうと 炎があるんですね
01:43:38 - 01:43:42
炎が実在しますか、と
01:43:43 - 01:43:48
本当にそこで実体として炎があるか というとそうじゃないんです
01:43:48 - 01:43:54
炎がずーっと消えて消えて消えて 新しい炎になるんです
01:43:57 - 01:44:02
見えるんですね、蝋が溶けて上がって ガスになって燃えて
01:44:02 - 01:44:08
次の蝋が上がってガスになって… 止まることなく流れるんですね
01:44:08 - 01:44:11
そこで炎のような錯覚があるんだけど
01:44:11 - 01:44:17
炎も止まることなく変化しているんです
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それって因果法則なんです 因果法則を知ったら
01:44:24 - 01:44:29
すべてロウソクの炎のようであると わかるんです
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なにかに当たって自分が痛くなっても じっと観るんですね
01:44:34 - 01:44:38
当たった、ドギャーンと痛くなった それから
01:44:38 - 01:44:43
当たってないんだから じわじわと痛みが消えていく
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だから痛みっていうのは 止まってる現象ではないんです
01:44:51 - 01:44:54
あるいは、どうやってお腹が空くんですか?
01:44:54 - 01:45:02
一発で、突然、all of a sudden(突然) …ではないんです
01:45:04 - 01:45:07
じわじわじわじわと
01:45:10 - 01:45:15
で、最終的には気づくほど
01:45:15 - 01:45:19
「あ、お腹が空いた」と感じるんでしょうに すべてはそういうことなんです
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止まってないんです
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だから自分というのは錯覚
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ただロウソクの炎があるー! と思ってるような感じなんです
01:45:36 - 01:45:40
そうやって因果法則を学んでみるんです
01:45:40 - 01:45:46
学んだことは実践して試してみるんです
01:45:47 - 01:45:53
例えば、ハイヒールに踏まれて すごく痛くなると
01:45:53 - 01:45:58
「私がいる」「この人がいる」 「踏まれた」「痛みがある」と
01:45:58 - 01:46:03
個体で「ある」と思っちゃうと ものすごく腹が立つんです
01:46:04 - 01:46:08
物が変化するんだ、と
01:46:08 - 01:46:13
あの人が意図的に来て踏んだことでもないし
01:46:13 - 01:46:20
状況によって体が揺れちゃって 自分の体を安定しなくてはいけないから
01:46:20 - 01:46:24
足を持っていったところで 人の足の上に行っちゃっただけで
01:46:27 - 01:46:32
自分が痛みを感じたのは刺されたところで 痛いんだけど
01:46:32 - 01:46:37
じーっと時間が経つと痛みが ちょこちょこちょこ…っと消えてくる
01:46:41 - 01:46:47
そうやって、すべて流れるものだ、と 止まっているものはないと分かると
01:46:47 - 01:46:51
けっこうカッコいいんですよ? はい、次に行きます
01:46:55 - 01:47:00
ステップ⑤ こころの進化
01:47:00 - 01:47:04
心を進化させないといけません
01:47:05 - 01:47:11
思考・妄想を止めて こころの流れをチェックする。
01:47:11 - 01:47:14
今まで世の中をチェックしたんですからね
01:47:14 - 01:47:19
自分の心が流れるわ流れるわ… それをチェックするんです
01:47:19 - 01:47:24
なぜ、貪・瞋・痴が起こるのかをチェックする。
01:47:25 - 01:47:30
存在欲<渇愛>が原因であることを発見する。
01:47:30 - 01:47:35
こんなに必死で馬鹿になっちゃって 罠に引っかかって生きてるのは
01:47:35 - 01:47:39
存在欲…ああ存在欲があるんだ 生きていきたい、と
01:47:39 - 01:47:43
なんで生きていきたいという気持ちが あるんでしょうかねぇ、とかね
01:47:45 - 01:47:47
心をチェックするんです
01:47:49 - 01:47:56
如実に現象の姿を発見してないから、
01:47:56 - 01:48:03
我々は、ありのままに「物は存在しない」 ということを発見していないんです
01:48:03 - 01:48:08
一切無常ということを発見してないんです
01:48:08 - 01:48:13
だから「私」がいる 私がいるんだったら「死にたくない」と
01:48:13 - 01:48:17
そういう幻覚ばっかり生まれるんですね
01:48:19 - 01:48:27
「私、他、もの」があると思っちゃうんです
01:48:27 - 01:48:35
実在すると思うから問題が起きて、 こころが汚れると発見する。
01:48:35 - 01:48:39
ああ、だから心が汚れるんだ、と
01:48:39 - 01:48:44
存在欲がある だって馬鹿で見てなかったんだから
01:48:44 - 01:48:49
心の流れを見るとよく分かるんですね
01:48:49 - 01:48:55
私がいなかったら他人もいないし ものもないでしょうに、と
01:48:59 - 01:49:07
私という現象の仕組み、 存在の仕組みを調べる。
01:49:07 - 01:49:12
それでどうやって私という幻覚が現れるのか、と
01:49:12 - 01:49:16
それは眼耳鼻舌身意をチェックすると いたって簡単ですね
01:49:20 - 01:49:26
眼耳鼻舌身意とは 六種類のロウソクの炎ですよ
01:49:29 - 01:49:34
六本のロウソクの炎があるだけで
01:49:34 - 01:49:38
これ、一つのロウソクの炎が 固まってる訳じゃない
01:49:38 - 01:49:40
固まったと勘違いする
01:49:40 - 01:49:47
だって六本のロウソクを立てたら 明かりがけっこうありますからね
01:49:48 - 01:49:51
それで錯覚を起こすんです
01:49:52 - 01:49:54
はい、次に行きます
01:49:56 - 01:50:01
これで最後かもしれません こころの超越⑥
01:50:01 - 01:50:07
問題は心が作ったんだからね それをやっつけるんです
01:50:10 - 01:50:16
集中力を高めて、 現象が起こる『瞬間』を発見するんです
01:50:16 - 01:50:22
これは仏教科学ではかなり大変な 解脱の瞬間なんですね
01:50:22 - 01:50:27
この瞬間というのは time なんですね
01:50:27 - 01:50:32
科学の世界では「ナノ秒」というものを 考えてますけど
01:50:32 - 01:50:36
ナノ秒というのは、人間に想像できる 時間じゃないんです
01:50:36 - 01:50:45
すっごく短いんですね 一秒の百万分の一か何かですね
01:50:46 - 01:50:51
仏教の瞬間というのは どちらかよく分からないんだけど
01:50:52 - 01:50:57
ナノ秒と同じか、同じでないのかは 分かりませんけど
01:50:57 - 01:51:01
瞬間を認識できれば
01:51:08 - 01:51:13
すべて現れて消えるものだと いうことは分かるんです
01:51:13 - 01:51:17
例えば音っていうのは
01:51:17 - 01:51:22
0.5秒ぐらい聞いたら 音になるんですよ
01:51:22 - 01:51:29
音は、スピーカーの音でも 我々は
01:51:30 - 01:51:35
一秒の百分の一だけの時間、聞く
01:51:36 - 01:51:39
…音になってないんです
01:51:46 - 01:51:52
最低、0.5秒ぐらい音を聞かないと
01:51:53 - 01:51:59
ですからこの瞬間を経験するという ことは仏教の修行では
01:51:59 - 01:52:02
まあ目指しているところで 瞬間を観た人には
01:52:02 - 01:52:08
すべて存在しないということが 観えてくるんです
01:52:10 - 01:52:16
自も他も幻想であって、実在しない のだと発見する。
01:52:16 - 01:52:23
そこで、無知・無明が消えるので …無知と無明が消えたんです
01:52:23 - 01:52:28
それに言葉で「智慧」と言うんです
01:52:30 - 01:52:35
そこで面白いことに 存在欲が成り立つんです
01:52:35 - 01:52:41
存在欲があるならば 道徳が必要なんです
01:52:41 - 01:52:46
存在欲がなかったならば 道徳から解放されているんです(笑)
01:52:46 - 01:52:51
存在欲が智慧でなくなるんです
01:52:52 - 01:52:58
で、二度と存在欲が現れないんですね なくなったら
01:52:58 - 01:53:03
それで正義の道は終了です
01:53:03 - 01:53:12
それで六ステップに分けて 正義を教えたんです
01:53:12 - 01:53:17
善も悪も成り立たない境地です
01:53:17 - 01:53:24
まあ言葉で仏教では涅槃というんだけど それは理解できないんですね、まあ
01:53:24 - 01:53:30
…現象の世界では それで、正義も終わり
01:53:30 - 01:53:37
正義の道を歩んで、やっと 「はい、終わった」ということになるんです
01:53:39 - 01:53:41
はい、次に行きます
01:53:43 - 01:53:45
他人を正す、という
01:53:45 - 01:53:51
だいたい俗世間で正義の味方という 単語があるんですね
01:53:52 - 01:53:55
あれって超気持ち悪い単語で
01:53:55 - 01:53:59
他人(ひと)を正す、というね… 冗談じゃないんです
01:54:04 - 01:54:08
存在欲がある人にできる仕事ではありません。
01:54:08 - 01:54:11
存在欲がある人は
01:54:12 - 01:54:18
何が道徳か、何が非道徳か 自分でも分かってないんです
01:54:19 - 01:54:22
どうやって人に教えるんですかね
01:54:23 - 01:54:29
人は「自己を正す」 正義の味方になるのです。
01:54:29 - 01:54:35
ですから、我々は自己を探す 自分を直す
01:54:35 - 01:54:37
正義の味方にならなくちゃいけない
01:54:37 - 01:54:40
他を直すのではないんです
01:54:41 - 01:54:45
みんな正義の味方になってほしいんですが…
01:54:45 - 01:54:48
…自分を直すために…
01:54:49 - 01:54:54
あの六つのステップで 自分を直さなくちゃいけないんですね
01:54:54 - 01:54:58
正義の味方とは自分自身の修行であって、
01:54:58 - 01:55:03
他人の過ちを言いふらす生き方では ありません。
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正義の味方っていうのは 自分を直すんです
01:55:06 - 01:55:10
他人の過ちを、あの人は悪い この人は悪い、あれやこれやとか
01:55:10 - 01:55:15
そんな世界じゃないんです あれは自我の行為ですからね
01:55:17 - 01:55:24
他人を正す、戒めることは、 正等覚者・仏陀の仕事です。
01:55:24 - 01:55:27
それはブッダにまかせてください
01:55:28 - 01:55:33
仏陀は人権を侵害しないで 指導するのです。
01:55:34 - 01:55:38
これは人にできることじゃないんです
01:55:39 - 01:55:45
人が「嘘をつくな」と言ったら 腹が立ちますよ
01:55:45 - 01:55:48
自分の人権を侵害したんです
01:55:48 - 01:55:52
しかし、お釈迦様が「嘘をつくなよ」 と言ったら
01:55:52 - 01:55:55
「ああ、ありがとうございます」 という気持ちになるんです
01:55:57 - 01:56:00
ちょっと読んでみてください
01:56:01 - 01:56:07
人権侵害をしないで ものの見事に道徳を教えているんです
01:56:07 - 01:56:13
だから、それはブッダにしかできる仕事 …でしょう
01:56:15 - 01:56:17
はい、次
01:56:19 - 01:56:23
そこで我々の問題があります 互いに協力する仲間
01:56:23 - 01:56:28
仏教徒は互いに協力し合って生活します
01:56:28 - 01:56:32
仏教徒たちは互いに いつでも助け合わなくちゃいけない
01:56:32 - 01:56:38
誰も完璧という訳ではないんだけど 助け合わなければいけないんですね
01:56:38 - 01:56:46
学んだ人は、先輩は後輩を指導します。 教えます。
01:56:46 - 01:56:51
だからといって その人が超偉い訳じゃないんです
01:56:51 - 01:56:57
仏教を学んだ人は人に教えたからといって すべて知り尽くしている訳でもないんです
01:56:57 - 01:56:59
それを理解してほしいんです
01:56:59 - 01:57:04
人は自分の能力範囲で相手を助けてあげる
01:57:04 - 01:57:10
しかし、だれにも他人を支配する 権利はありません。
01:57:10 - 01:57:17
特に仏教の世界では 支配権は誰にもないんです
01:57:17 - 01:57:24
お互い仲間で協力し合ってください ボスはいませんよ、と
01:57:25 - 01:57:29
みんな完璧じゃないんだから あなたに教えても
01:57:29 - 01:57:31
その人にも間違いはありますよ、と
01:57:34 - 01:57:41
和合して、調和を保って、 仲間に慈悲喜捨を実践して、
01:57:41 - 01:57:47
皆、正義の道を歩んで 善悪を越えた境地を目指します。
01:57:47 - 01:57:53
仏道の仲間、仏教徒たちはそういう風に ものすごく気をつけて和合を保つんです
01:57:53 - 01:57:56
調和を保つんです
01:57:56 - 01:58:00
いつでも仲良くすることだけを 考えるんです
01:58:00 - 01:58:03
人の過ちを許してあげるんです
01:58:03 - 01:58:07
人に何か教えたくなったら すごく慈悲の心で
01:58:07 - 01:58:11
相手の人権を侵害しないで
01:58:11 - 01:58:16
教えてあげたりするという けっこう大変な修行の世界なんです
01:58:16 - 01:58:22
とても素晴らしい仏教の世界は お釈迦様の仏教徒の世界は
01:58:22 - 01:58:25
お釈迦様が考えてはいるんです
01:58:25 - 01:58:33
すごく…なんか兄弟のように、家族のように 互いに協力し合う
01:58:34 - 01:58:37
支配者はいません
01:58:40 - 01:58:44
という世界を考えているんです はい
01:58:44 - 01:58:50
それで終わりと… 今日の正義の味方の話はそれで終わりです
01:58:50 - 01:58:53
すごく難しくなったような気がしますけど
01:58:53 - 01:58:58
やっぱり俗世間では道徳が 成り立ってないということは
01:58:58 - 01:59:04
言いたくて 道徳はそんな単純に言えるものではないんです
01:59:04 - 01:59:08
それは心の問題なんです
01:59:08 - 01:59:12
心に汚れがあると道徳ではない
01:59:12 - 01:59:15
ですから心を清らかにしなさい、と
01:59:15 - 01:59:19
Sacittapariyodapanaṃ(自らのこころを清めること) それも自分でやらなくてはいけないんです
01:59:19 - 01:59:23
だからこれは善に「なる」方法なんです
01:59:27 - 01:59:32
正義に達したら、正義も終わりです
01:59:32 - 01:59:35
正義を背負って行かないんです(笑)
01:59:37 - 01:59:44
はい、以上です。ありがとうございます (拍手)
01:59:45 - 01:59:48
(司会)スマナサーラ先生 ありがとうございました
01:59:48 - 01:59:54
一応、今日は四時半終了の 予定ですのであと二十分ちょっと
01:59:54 - 01:59:56
時間がございます
01:59:56 - 02:00:02
久しぶりに、リアルでご質問の コーナーをとりたいと思いますけど
02:00:02 - 02:00:09
質問ある方いらっしゃいますか? 挙手していただけますか いかがでしょうか
02:00:13 - 02:00:19
疑問がない、皆さん(笑) 完全に理解した、ということで
02:00:19 - 02:00:25
よろしいでしょうか 遠慮なさらずに…
02:00:26 - 02:00:30
どなたか手を挙げていらっしゃいます ああ、はい
02:00:39 - 02:00:43
(質問者1)ありがとうございました どなたも質問がないということで
02:00:43 - 02:00:47
ちょっと質問…後ほど先生に質問してしまうと
02:00:47 - 02:00:52
時間…と先生に申し訳ないので こちらでさせてください
02:00:52 - 02:01:03
私は…布マスクってご存知ですよね 国が廃棄するという記事を見てですね
02:01:03 - 02:01:07
これはもう…もったいないと いうんじゃないですけど、もう一度
02:01:07 - 02:01:12
活かして、そして廃棄してもらいたい ということで
02:01:12 - 02:01:17
先生方にですね…
02:01:17 - 02:01:26
スマナサーラ先生の スリランカのお寺とか村の人達とか
02:01:26 - 02:01:31
そういうところでもう一度活動 できるかな、という
02:01:31 - 02:01:37
提案をさせていただいたんですけど 今日のお話を聞いてると、私の…
02:01:37 - 02:01:42
結局、もったいないという欲みたいなことと
02:01:42 - 02:01:47
なんかその辺りでこれは一歩 留まらなければいけないのかな、と
02:01:47 - 02:01:54
と思うような気がしましたので、先生に ちょっとそこは私の行為は善行為じゃなくて
02:01:54 - 02:02:00
自分のわがままという感じの いつもの癖みたいなものが
02:02:00 - 02:02:03
今発生してるのかなと思うと
02:02:03 - 02:02:09
一歩、止まりなさい、考えなさいという ことを、先生に今教えていただきましたら
02:02:09 - 02:02:11
ああ、私ちょっと間違ってるかなと 思いましたので
02:02:11 - 02:02:16
そのあたりを教えてください よろしくお願い致します
02:02:25 - 02:02:30
ワガママなことをやってきたな、と 分かったら、それからやらないだけでしょう?
02:02:30 - 02:02:37
(質問者1)そうは思わないんですけど
02:02:37 - 02:02:43
一歩踏みとどまって、みんなが幸せに なるんだったら、やりなさいということを
02:02:43 - 02:02:47
自分はみんなが幸せになると 思ったんですけれども
02:02:47 - 02:02:55
まだ心の中に自分の…もったいない というか、そして…あのう…
02:02:56 - 02:03:00
スリランカの方たちに 「これを活用できませんか」みたいな
02:03:00 - 02:03:03
そういうのって、なんか 失礼だったのかな、とか
02:03:03 - 02:03:09
思ったりしたんですけれども 本人は…私としたらこれは良いことだと
02:03:09 - 02:03:13
思ってやってるんですけど お釈迦様の教え(不明)
02:03:13 - 02:03:16
ちょっと踏みとどまってみなきゃいけない
02:03:16 - 02:03:22
自分があったのかなと、今日の説法を 聞きまして思いましたので
02:03:22 - 02:03:26
ちょっと教えてください、という 質問です。よろしくお願いします
02:03:36 - 02:03:41
あまりにもあれこれと考え… 妄想しているから何を聞いてるか
02:03:41 - 02:03:43
よく分からないしね
02:03:45 - 02:03:51
(司会)えーとですね、先生はあまりニュースを 見ないのでご存知ないかもしれませんけど
02:03:51 - 02:03:59
アベノマスクって言って 去年ですかね…
02:03:59 - 02:04:04
一家に二枚ずつ 布マスクを配ったということで
02:04:04 - 02:04:10
けっこう話題になったじゃないですか あのマスクが大量に余っていて
02:04:10 - 02:04:14
それで保管費用が 何十億円もかかるということで
02:04:14 - 02:04:18
今の岸田さんという総理大臣が 「もうこれは廃棄します」と
02:04:19 - 02:04:25
まあ、廃棄した方がお金がかからないので 持っていても布マスクなんて今どき誰も使わないので
02:04:25 - 02:04:30
「もう捨てます」と言ったそうですね それで、この方が、それはちょっともったいないので
02:04:30 - 02:04:33
なんかスリランカとかに持っていったら
02:04:33 - 02:04:37
なんか有効活用してもらえるんじゃないか ということを考えたそうです
02:04:38 - 02:04:43
そのことが、今ご説法を聞いて
02:04:43 - 02:04:46
ちょっとそれはまずかったんじゃないかな という風に
02:04:46 - 02:04:51
というか、ちょっと…ちょっと なんか迷いが…というか
02:04:51 - 02:04:54
どう考えればいいのか、と
02:04:55 - 02:04:58
いうことですね? (長老)(笑)
02:04:58 - 02:05:00
関係ないことですね
02:05:00 - 02:05:05
(質問者1)すいません。ごめんなさい 先生、私のファックスをお読みになってない
02:05:05 - 02:05:08
ということが、今分かりましたので
02:05:09 - 02:05:15
私の…なんというんですか 提案というか、先生に対して
02:05:15 - 02:05:18
このファックスを
02:05:18 - 02:05:23
選んでいただいて 締め切りが一月十四日までですから
02:05:23 - 02:05:31
それぞれが個人とか団体が一月十四日 までに申し込めるとか、無料でそして
02:05:31 - 02:05:35
申し込んだ人のところへ無料で送って くださるんですけども
02:05:35 - 02:05:39
ゴータミーで申し込んだとすれば
02:05:39 - 02:05:43
無料でゴータミーに何万と来るんですけど
02:05:43 - 02:05:47
だけど、もし私がスリランカに 送りたいとなったとき
02:05:47 - 02:05:53
ゴータミーからスリランカに 持っていく輸送代とかいうものは
02:05:53 - 02:05:58
どうなるかというのがあるので 私の一つの考えとしては
02:05:58 - 02:06:03
一時帰国するスリランカの人たちに 先生のお寺に届けるように
02:06:03 - 02:06:11
するとか、それから後はもう一つは スリランカ大使館にお願いして
02:06:11 - 02:06:17
先生のお寺に、無料で届けて くださいますかって私は
02:06:17 - 02:06:23
お願いをしようと思ってたんですけど まずはスマナサーラ先生に
02:06:23 - 02:06:27
お尋ねしてから行動しなければ いけないな、と
02:06:27 - 02:06:33
で、もしゴータミーのところで 何万かほしいということは
02:06:33 - 02:06:40
まあ、ヤサ長老様がいらっしゃるので その長老様とか
02:06:40 - 02:06:45
こちらの佐藤さんなんかが 佐藤(不明)ですね…が
02:06:45 - 02:06:48
手続きを
02:06:48 - 02:06:55
えーと、あれはなんて言うんですかね 厚労省にインターネットで申し込めば今
02:06:55 - 02:07:00
やっておりますので、そこのところを ファックスでお尋ねしたんですけど、まだ
02:07:00 - 02:07:06
スマナサーラ先生のお耳には入って ないということが、今分かりましたので
02:07:06 - 02:07:10
えーと、これはもう一回ゼロから スタートさせていただきます
02:07:26 - 02:07:30
(スマナサーラ長老)そんな執着で やっても迷惑だけでしょうに
02:07:32 - 02:07:39
その考えを捨てればどうですかね この…アベ…なんとかさんが送ったマスクは
02:07:39 - 02:07:47
布のマスクでしょう? あれは医療的には禁止なんです
02:07:47 - 02:07:55
私が診療所に行く場合は一回、布マスク 呼吸しやすいものをつけていたんですね
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「それを直ちに外してください」と 診療所から別なマスクをくれたんです
02:08:01 - 02:08:04
ですから
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体を守ってくれない布マスクを… なんで処分しないんですかね?
02:08:13 - 02:08:17
(司会)あの…色々と政治的な…
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一国の首相が決めて作ったものを そんな簡単に捨てられないということで
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ずっと取っておいて何億円もお金を 使ってたんですけど
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安倍さんが辞めて、菅さんが総理になって 菅さんも辞めたので
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一代おいたので、もういいだろう という感じで
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捨てることにしたんだろうと 私は思いますけど。はい
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(質問者1)はい (司会者)ちょっとすみません…
02:08:44 - 02:08:48
(質問者1)先生、もう一言 私がファクスで提案したのは
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布マスクがこういう風に広がるんですよね だから、これをマスクじゃなくて
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他の…後でいいですか? はい、分かりました
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(司会)すみません、他の方で なにか質問があれば…
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あ、ちょっと遠いので… ちょっと待ってください
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最初に上げた奥の方ですね まず奥の方にお聞きしてから
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手前の方にマイクを渡します
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(質問者2)先生(不明)と申します 正義という先ほどの英語の訳ですね
02:09:34 - 02:09:37
Righteousという言葉ですけれど
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これが英語で正義…Justice…その言葉 RighteousとJusticeの
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違いはなんでしょうか 同じニュアンスでしょうか
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違うね。Justiceっていうのは ちょっとレベルが低い単語なんですね
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それは、人間の間で行うことであってね
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Righteousnessというのはそうではなくて
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個人個人でも守らなくては いけないんですね
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Justiceは成り立たないと思いますよ
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どうしてもね
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凶暴者が
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握っちゃいますからね、存在の中で
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弱者には生きづらいっていうのはあるし
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だから、Justiceでも 凶暴者が打ち勝つんですね
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だから、あんまり意味がないんです
02:10:57 - 02:11:05
人間社会だけに限った、ちょっとした 問題なんですね
02:11:05 - 02:11:11
とにかく、ランク的にはRighteousnessって いうのはいちばん上のランクなんです
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Justiceは、あるリミットの中で 使える単語なんですね
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Justiceの場合は、自分がどう判断するのか という判断だけであって
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Righteousnessっていうのは、どう正しく 生きるのかということで
02:11:34 - 02:11:40
研究して研究して 正しく生きることになるんです。はい
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(司会)それでは、もう一方 これで最後の質問にしたいと思います
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(質問者3)ありがとうございました 今日のお話の中の感情のチェックで
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欲が活動中なら判断しない 怒りが活動中なら判断しない 無知が活動中なら判断しない、という
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お話があったと思うんですが 欲と怒りは分かりやすいですけど
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無知が活動中っていうのが なんかちょっとよくわからなくて
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だいたい自分が無知な状態に 常にいる気がするんですが
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そこについて、もう少し詳しく お話をお伺いしたいです
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(スマナサーラ長老)まあ、無知が 活動する時というのは
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自分でも、もうどうすればいいか 分からない状態
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何を言えばいいか、と どうすればいいか、と
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その場合はみんな なんとかしちゃいますね
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その時は「今、頭が混乱してるんだから 何もしない」という風にした方がいいんですね
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無知っていうのは、心が 明確に働かないときなんです
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すごく曇ってるときなんですね
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怒りと欲は、はっきりしていますよね
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そういう、はっきりしない
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なんか、心がすごく曖昧中途半端に なっちゃって
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「まあ…いいや、どうでもいいや」って 気持ちなんですね
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無気力状態
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落ち込み状態
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まあ無知が活動している時なんです はい
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(司会)はい。それでは
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では、もう一方。最後に 質問していただきたいと思います
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このままどうぞ
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(質問者4)sacittapariyodapanaṃ (自らの心を清めること)ということを、ちょっと
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自分の毎日に置き換えて 考えてみたんですけど
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なにか起こった時に、自分がこうしたいな ということを措いておいて
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いま起きている状況の中で
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「あ、じゃあこれだったらこうしなきゃ 私はこうしたいけど、それだったらこうしなきゃ」
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っていう、そんなことを続けていくと
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自我がなくなって… なくなってというか、薄くなって
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まあ、やがてそうすると自我がないところには
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ダンマがある、みたいな、そんなイメージで ちょっと聞いたんですけど
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そんな理解でどうでしょうか? という質問です
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よろしくお願いします
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(スマナサーラ長老)まあ、質問はないでしょう? (聴衆:笑)
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がんばってください (聴衆:笑)
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(司会)はい、それではちょっと 慌ただしくなってしまいましたが
02:15:13 - 02:15:17
質疑応答のコーナーは これで終了したいと思います
02:15:27 - 02:15:31
(スマナサーラ長老)あのね、政府が作った 布パッドをこう使える、ああ使えるとか
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そんなに…考え方を捨ててくださいよ
02:15:35 - 02:15:39
ものすごく執着に感じますけどね
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ものごとは捨てるっていうことも 大事なことなんです
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無駄遣いしてはいけないっていうことも 大事ですよ。そこらへんで
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バランスを取らなくちゃいけないんですね
02:15:55 - 02:15:59
「どうしてもがんばって、これを あの国に送りたい、この国に送りたい」と
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余計なことをやって向こうに迷惑を かけていいでしょうか、と
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問題も起こるし
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安倍さんにしても一人の人間だからね
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そんなに賢い人ということには ならないでしょう
02:16:21 - 02:16:25
(質問者1)もう一つ言い忘れたんですが このマスクがこんな風に大きくなるので
02:16:25 - 02:16:30
マスクだけじゃなくて、他のものに 使ったらどうですかという
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提案だったんですね…(以下不明)
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(司会)すいません。あとでお願いします あとでお願いします
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(スマナサーラ長老)では 最後のお経で終了します
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全部出してください
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はい、合掌して…
02:17:20 - 02:17:31
Dukkhappattā ca niddukkhā Bhayappattā ca nibbhayā
02:17:31 - 02:17:42
Sokappattā ca nissokā Hontu sabbepi pāṇino.
02:17:42 - 02:17:51
苦しんで悩む生命が苦しみなく、 おそれて悩む生命がおそれなく、
02:17:51 - 02:18:00
悲しんで悩む生命が悲しみなく、 一切の生命が安穏でありますように。
02:18:00 - 02:18:02
Sadhu! Sadhu! Sadhu!
02:18:02 - 02:18:06
はい、ありがとうございます