- DVD番号
- V-306
- タイトル
- ブッダの「正義」論 仏教に正義はあるのか?
- 行事名
- 月例講演会
- 収録場所
- 東京:日暮里サニーホール
- 講師
- アルボムッレ・スマナサーラ
- 収録時間
- 2:18:30
- 言語
- 日本語
- 収録日
- 2022年1月9日(日)
仏教の法話では、よく「正義の味方になってはいけない」「自分が正義だと思うことはとんでもない」と戒められます。俗世間でもネット上での過剰なバッシングなどについて「正義の暴走」が憂慮されることはありますが、とりわけ仏教と「正義」の相性は悪いような印象を受けます。しかし、言葉の定義を調べてみると、正義とは「人の道にかなっていて正しいこと」「人間の社会的関係において実現されるべき究極的な価値」などとされています。そうであれば、仏教が「正義」と無縁であるとも思えなくなります。むしろ積極的に「正義」を推奨している教えのようにも解釈できます。慈悲喜捨や八正道の実践こそが文字通りの「正義の実行」であり、仏教徒こそが「正義の味方」ではないか、という気もしてきます。しかし、ブッダや仏弟子たちは「正義」を目の前にして「ちょっと待て!」と戒めるのです。果たして、仏教では、「正義」という問題をどのように考えてきたのでしょうか? 仏教にも独自に「正義」があるのだとすれば、それは他の宗教・哲学・イデオロギーとどのように違うのでしょうか? 2022年の新春講演会では、ブッダの「正義」論というテーマについて、じっくり考えてみましょう。