Pemadosa Sutta
人間の心に生じる「愛着から愛着」「愛着から怒り」「怒りから愛着」「怒りから怒り」という4つの感情の循環について解説しています。これらは「自我がある」という妄想から生じ、私たちは日々この感情に振り回されています。しかし、感情を無くそうと無気力や無関心になることは解決策ではなく、エネルギーを失った危険な状態です。仏教が目指すのは、人間が本来持つ活発な生命エネルギーを正しい方向へ導き、瞑想を通じて自我への執着を手放すことです。最終的には煩悩を根本から断ち切り、感情の循環から完全に解放された「悟り」の境地に至ることが説かれています。